2012年10月6日土曜日

手砥ぎ

初めて見る人に誤解が無い様に、動画の説明もちゃんとしないといけないかな・・・
次男さんが、お買い上げの包丁に刃付けする動画です。
白い大きなドーナツ型のこれは、今では生産者が居なくなった天然砥石の大村といいます
荒砥ですね・・・荒砥なので水を掛けてやるのですが荒削りゆえの火花が出ますが
水を掛けているので包丁が加熱してダメにはなりません・・・
この後、砥石に当たらない面を青砥で軽く磨いてから、4つの砥石を使い仕上げていきます。
ほかの動画でグラインダーで包丁の形を整えてる物が有りますが、これは焼入れの前に
包丁を綺麗にしておかないと焼入れがきれいにならないのでやっています。この時は
すごく火花が出ます。
希に、最初の角を落とすときにグラインダーのような物でさっとさらうときもあります。
その後に、砥石で刃を付けるので影響は無い様です。どこまで使うと熱が入るか判っての
作業なので心配いりませんが、真似をして自分でやるのは止めるべきですね
三男さんが、包丁の形を整えるときにミネを削ってる画像ですが
ここまで火花が出るのは焼入れ前の作業です。
安心してください・・・

ですが、自分の包丁を仕上げてる時に火花が出ると驚きますよね・・・


4 件のコメント:

  1. たぶん、自分が質問したのでアップしてくれたのですね。高橋刃物製作所さんには、何度も足を運んで買ったもので包丁に興味が出てきまして…

    ただ、やっぱり三男さんのほうくらい火花は散っていましたね…大村よりも店舗寄りにもう三台くらい回転砥石かグラインダーありますよね?
    工房に入ってすぐ右側に。裁断機の対面くらいのところですかね

    そちらのほうでバァーと削ってくれてました

    それこそ、三男さんの写真なみに。社長が仕上げてくれたので心配はしてませんが、気になってしまいまして…

    わざわざブログまでアップしてくれてありがとうございます。

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  2. 多分購入した包丁は、ハガネでは無く光とかステン系だったのでは?
    ハガネの方が熱に弱いんですよ・・・
    あそこならグラインダーですね・・・
    その後にひと皮も二皮も砥石で削ってあると思いますが・・・
    それはびっくりしますよね・・・
    鈍るような事はしないと思いますが、裁断機の前だとあれも水を
    掛けて使う荒研ぎの機会なんですよ?
    その向こうのベルト駆動でないのがグラインダーですが・・・
    手前のは焼入れする前に使ってる更に荒い茶色の砥石かな?
    あれは水をかけても火花が出てますよね?

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    1. はい、ご指摘のとおりステン系を買いました。こちらのブログにも何度も登場している極上です…

      以前に光も買っていたのですが、ブログ読んでいたのとお店に足を運んでるうちに欲しくなってしまって。大村よりも手前なのは確かで、一番右側か真ん中だったと思います。ただ、言われてみれば回転している物の外枠に水なのかはわかりませんが、液体をバケツで足していた気がします。

      そのあと、奥のほうの砥石で仕上げてくれていました。

      やはり温泉大好きさんの包丁も同じような仕上げだったのでしょうか?
      それとも、たまたま選んだ包丁が社長さんにはちょっと気になったのですかね?笑

      個人的な相談に乗ってもらってすいません…

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  3. あれなら心配ないですよ。しかし極上でしたか・・・(笑)
    240かな?300ぐらいだと包丁の重みだけで恐いほど
    斬れますよ・・・
    自分の包丁は全てやってくれません・・・っていうか
    自分でやるだろう~?って・・・
    最後は柄も自分でやるだろう~?って・・・最後は
    この包丁磨いてくれ~と・・・半分冗談だとか本気だとか?
    基本的に、刃欠けをしないような砥ぎをしてお客さんに渡すのですが
    自分的にはナイフのような砥ぎ型をするので・・・
    自分用の研ぎ方だと使い方が違うと刃が持ちません・・・
    店でもそのような砥ぎが良いのは判っているのですが
    刃を欠けてしまうとクレームが来るのでやらないんだそうです・・・
    両刃で7対3ぐらいで鋭利な形にしています。
    オヤジ様の焼入れは刃が3ミリぐらい減ると本気な刃が付きます。
    最初はすごく細かな欠けのような?最後まで使えるように
    少しだけ刃先が焼きが入り過ぎと常連さんは言いますよ・・・
    そこからが極上の本気な斬れが楽しめますと・・・思います

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