2012年10月16日火曜日

高橋刃物製作所ー錆びない包丁の始まり

兄弟が家業として働き続けた鍛冶屋ですが、跡取りも現れず50数年の歴史が終わります。

親父さん達が造る包丁は、鍛造で引き締めてるせいか長持ちです。

世の中では、ステンレス包丁は斬れないって悪評があります。

そんな風評は、高橋刃物製作所の包丁を使えば認識が変わります・・・

ほとんどの鍛冶屋がステンレスの硬さに根をあげたり、良いものが出来なかったので

いまだにハガネ信者がいます・・・俺は、光友信者?ですが・・・

高橋刃物が無くなったら、ステン系の刃物は廃れてしまうのか? これが心配・・・

奥から長男、次男の鍛造ハンマーが有ったところです、蛸壺と炉を壊した所が残っています。
これを壊したらもうあとには戻れません・・・
あれほどの在庫が有りましたが、ラストセールで大分売り切れになってきました。
一人で数本買っていくお客さんが多いので仕上げ砥ぎで大変そうです。

ちゃんとした包丁カバンで、研ぎ直しや購入しにくる女性も沢山来てます・・・
50年前のオヤジさんの写真です・・・
現在と変わらない環境ですね。。。。
このブログを始めたのは、少しでも売れるようになればという気持ちと
自分が使うステン系の包丁の良さが少しでも判ってくれたらという気持ちも有りました。

昭和40年代のオイルショックで世の中が変わったとおやじさんがいいます・・・
それまでは造れば売れる時代でオイルショック後には変わると感じたんだそうです・・・
それからの話は、前にブログで書いたので良かったら読んでください・・・

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