2012年10月30日火曜日

光の出刃

一つめの画像の上の出刃は、
8年ぐらい前に魚市場の刃物屋で買った物でこれで十分なのですが

霞の出刃でしてこちらは切刃の状態のまま研げばOKでして良いハガネなので
切れ味は良いんです・・・高橋の光は店の考えで切り刃が寝てるんですよ・・・
厚みも少し薄いのですがステンレスなので研磨力が必要でして、砥ぐのが楽なように
わりと薄く寝ています?そのままベタで砥ぐと刃が薄い・・・なのでハガネの出刃と
同じ角度で砥いでみました。先端だけね・・・それでよくみると解るかな?ですが
刃先が数ミリ線が入ってるんですが・・・表現力が無いな・・・?ゴメン・・・

ここだけは、出刃の角度にしました。顎から切っ先にかけてすこしづつ、微妙に
鋭く砥いで行きます。
理由は、骨とかを切るときだけアゴに近いところで切断する・・・力を入れて切るから
には、欠けないような刃にします。先に向かって皮一枚だけすぅーっと切れるぐらい
鋭利にしました。刃を動かしただけで入りが良いように・・・そんなイメージです。

家庭では包丁一本で魚のおろしや野菜なども一本でやるでしょう?
一本だけの包丁なら三徳でもこうやると良いと思います。
硬いものを切るときに力を入れて切る場合、包丁の根元が力が入るので
そこで切るでしょう?だから包丁の根元は薄いような刃を付けません・・・
丈夫な状態が良いんだと考えています。
高橋の光は、研ぎやすいように切り刃の角度が寝てるので、研ぐ時に
角度をコントロールして出来上がり・・・微妙な・・・説明しにくいな???

砥石がシャプトンのエンジ色仕上げがうちの砥石では番手が低いんです・・・
だからなのですが・・・気分で刃先だけ上の番手も使いますよ。

これもあくまで俺仕様なので、正解とは限りません

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