2014年2月27日木曜日

うなぎの蒲焼

日本全国うなぎの産地、名物、名店などなど捌き方から作り方にタレの味などなど

ご当地が有りまして・・・人それぞれあそこが旨いぜとか・・・

雪や帳簿やらいろいろストレスも溜まり・・・・正月から休みなし?何処にも行っていない・・・

温泉も入っていない・・・涙!

昨日のお客さんとの話で、静岡の浜名湖で鰻を食べたんだけど旨くなかった・・・・って

旨い店だって有るだろうに・・・・実は、育ちが良くないのか美味い鰻を知らなかった・・・

それでも栃木県の西那須で、うなぎ屋はもちろん、寿司屋に蕎麦屋、定食屋まで看板に

うなぎの文字が?・・・・それほどおなかも空いていないし・・・ビールのつまみに頼むか?

ぐらいの気持ちで・・・なら?うなぎ専門店でしょ?!ってお店を選び・・・

ビールのつまみで・・・・が! これが美味い~初めてだ~!なんて事で大喜び!

あまりに美味しく思えたので?うな重を追加!・・・・この店で人生初めてうなぎが美味しく

思えて二人前も食べた!それも30歳過ぎて初めて・・・・それまではうなぎ半分以下で

タレでご飯を食べていた記憶しか・・・・そんな訳で全国にも有るのか?俺でも食べれる

うなぎが・・・・?

旨さの理由が?水の綺麗差だとか・・・・? 鬼怒川の綺麗な水で養殖してるそうで・・・

それで臭くない・・・?

次に見つけたのが、静岡県は三島市・・・・元々、三島神社ではうなぎは神様?

三島市の町の中には沢山の富士山の雪解けの湧き水があるそうな・・・

山梨県の忍野村も湧き水で有名ですが、三島も凄い! この湧き水に数日入れて

臭みを消すそうです?・・それが良いのかもね?

そんな訳で、箱根の日帰り温泉と三島のうなぎ! 今日のミッション!・・・・

ですが・・・・箱根は雪だらけ・・・道路は走れるけど雪国のようにガードレールの変わりに

2mぐらいのところも有る雪の壁・・・・いつも行く温泉は休業?・・・次のところも休業! 涙!

それで急いで三島へ・・・・平日の水曜日は休みが多くて・・・・希望の店は休み?

それでも三島には鰻屋が多い! 湧き水の川が流れてる側には鰻屋が・・・

開いてる店を探して・・・匂いに誘われて・・・・

何でも3月1日から値上げだって・・・・それでも前よりずいぶん高くなったような?

せっかくだから特上?刺身や余計な物も付いてるので・・・上に・・・それでも3800円だから

貧乏な俺的には・・・ですがせっかくだから?・・・・やっぱり上!

2014年2月20日木曜日

高橋の刃物の焼き入れ・・・

普通は、本焼きなど土置きして焼いて・・・水の中へ! 粘土が多く付いてるところは

ゆっくり冷えるから硬くならず柔軟性が残って硬いところと柔らかいところが有って

初めて良い本焼きに・・・これが常識

高橋の親父様は、何も付けず焼入れをする・・・そうすると温度を上げると炭やコークスの

火の中は炭素ばかりの集まりになって浸炭してしまいます・・・これが良くないと思えば

土置きすればそれ以上浸炭しないのか?

酸素があると鉄に吸い付いて酸化するので酸素が燃えた後の火の中なんだとか?

火造り鍛造でも浸炭するので必要以上入ってしまうのが親父さん流?

ゆえに・・・場所によって炭素が必要以上多くなってしまい細かく細かく欠けて・・・

それ以上炭素が入ると鋳造になってしまうぞ~?な部分が・・・・

特殊鋼は焼き入れ温度が普通のハガネが850度なら1100度とか言っていた?

それを庖丁の真ん中当たりを観て温度を決めるから刃先は温度上がりすぎなんだよって

次男さんが・・・・鉄のハガネだと赤っぽいところ・・・特殊鋼はそれ以上のダイダイから

白っぽくなる前・・・これは俺なんか解からない?多分?親父さんは20~30度ぐらいの差で

観てるのかな?・・・・馬鹿言え~1度ずつ判ってら~って?

室町、鎌倉時代でも土置きしないで日本刀を作る技術も有ったそうだ?

去年かその前か?亡くなってしまいましたが山口県の刀匠の杉田善昭さんも焼き刃土無しで

やっていましたよね・・・

そんなわけも有るのか?高橋の庖丁は数ミリ減ってから安定する?とか言われていたりします?

場所によって硬さが違うぞ?なんて声も?これは鍛冶屋の考えの一つ?

それはダメと思うか?数年後これは良いぞって思うか?

凄いあたりも有れば?普通じゃぁね?ってのも?

KAZUさんなどは、研ぎ始めてすぐに感じたそうですが?

俺は、他をあまり知らないから? 前から数ミリ減ってからなんか?良くなってきたぞ?

なんて牛刀ではそう想っていたりしてましたが?

これは、愛知製鋼の渡辺さんも始めは出来上がると送ってきて、調べてみると

硬さがまちまちで?なまくらか?なんて思っていたそうですが?

それから評価し始めて?    

親父さんの刃物造りの考えが解かるとだんだんと・・・・解かるんだそうですよ?

2014年2月18日火曜日

庖丁の使い方

ご家庭などや料理の数が少なければ、体を壊す事も無いのでいいのですが

長い時間庖丁を使い続けると、いろいろと出てきます。

姿勢など当たり前ですが、この間・・・・目黒君の手が皮が剥けていました。

きっと濡れた手で作業を続けていたんだろ?って・・・・

やはりそうでした・・・・忙しい中でしかたがない!・・・ではないんですよ・・・

その場は、それで良いのですが次に日・・・これからの長い年月・・・

庖丁は濡らして拭いて使いますが、包丁を持つ手は濡れてると危ないし、

濡れている分、変な力が必要になったりしてね・・・

やれ、背骨を曲げるな、肩の力を抜け~だの言うのは

切ったものにも影響がありますが、長時間働くと体を壊すから・・・・

脇を閉めろ・・・脇を広げすぎるなってことでして・・・・

これも体を広げるな?なんて言えば良いのか? 野球のピッチャーの投げ方で

体が開いてコントロールが・・・とか?スポーツでもいろんなところで解説者が言うのを

聞いた事がありませんか?

足の立ち位置・・・腕の使い方、あごをひいて、脇を閉めて・・・・

料理にすぐにでる訳でもなく、姿勢が悪ければ曲がっていき、最後は体を壊す・・・・

なので、庖丁を研ぐ時も体が安定するように少し内股に・・・

がにまたは安定しないのでダメだとか・・・内股と言うよりはひざを内側に・・・

砥石で研ぐのでは無く砥石に研いでもらう・・・力で砥ぐなって感じ?

日本拳法など合気道、空手・・・実は日本舞踊の足の動きが基本・・・


合気道などははかまの中で足の動きを見せない・・・これが大事でして

回転や引き下がり・・・足裁きなど武道を覚えるのに日本舞踊の足の動きは

勉強になります・・・スポーツと武道の違い・・・これが庖丁仕事や長時間の仕事に・・・


うるさく言われる姿勢・・・これは大事ですよ!

足の親指の向きや中腰の時のぶれ・・・・

小さい頃から、柔道をやっていまして大きな大人を投げる、引き釣り倒す

立って一歩より腰を落とす事で歩幅が長くなる・・・これで相手の間合いを潰す

回転も腰を回すと腰を痛めるので膝や足で回転する事で子供が大人を投げ飛ばせる・・・笑

今のスポーツの柔道では出来ない、それこそ柔よく剛を制すって事・・・

少ない力で物を切る・・・それが出来れば大きな思い庖丁も使えます・・・

大きなフライパンや大きな鍋を持つ、これも姿勢とコツ!笑

簡単のようで難しい・・・長くやってると気が付く事

刃物にまつわる言葉

普段から使う言葉やちょっとかっこいい言葉・・・

意外に沢山使ってるのにそれが刃物から出来た言葉だったとか?

高橋の庖丁ばかり使っていたので包丁はみんなこのくらいだろうと想っていた?

それが他の人の庖丁や店の庖丁などを使うとあれ?ってな気がして研ぎが悪いんだろと?

まず自分の研ぎが良くてなのだろうか?とかね?

それで高橋のステンレス系の一番下の光が最高だとか思っていた訳ですが

店に行ってみたら一番安い部類でして?そうなら?上の庖丁は凄いんだろうな?

って普通にそう思うわけですよ・・・・上にいくと使いずらい・・・最初はね・・・

だんだん慣れる、慣れてきてこれは良いぞ!とか?ダメだ?なんて・・・・

ですが砥石を変えたり、次男さんの研ぎを数時間観てるとそうやるんだとか?

最初はマネ事でやるんですよ・・・上手くできると上達したなんて考える・・・

ですが庖丁の種類や鋼材や造り方の違いとか高橋の庖丁は悩みます・・・・

包丁を造ることは出来ませんが研ぐ事は真似出来る、そうやってると自分に合った

研ぎ方が出来るようになってきて、解からない事は少しづつ教えてくれる・・・・

最初は、言ったってできね~だろう?って話もしてくれない職人気質な次男さんですから

一郎さんより離しづらいぐらいでして・・・・笑。今では研ぎの師匠です。

お客で50歳も過ぎて叱られるので・・・そりゃ~新鮮な気持ちになります。

早くに自分の親が死んでるのもあるのか? 叱られる事も俺には新鮮でして・・・笑

そんな研ぎの話の中にも刃物から来た言葉が・・・・そうなんだ?なんていうと

笑ってそんなことも知らないのかよ?なんて言われたりして・・・・

職人の言葉ってすきなんですよね・・・

そんな研ぎ方10年早いとか叱られると、素直に身になるような?

相槌を打つ・・・・おっとり刀・・・・おりがみつき・・・きゅうばしのぎ・・・・

さやあて・・・しのぎをけずる・・・・すっぱ抜く・・・せっぱつまる・・・・じがでる「じがねでる」

たちうち・・・そりがあわない・・・なまくら・・・・ぬきさしならぬ・・・・ふところがたな・・・

たちおうじょう・・・・つばぜりあい・・・とんちんかん・・・・やさぐれる・・・やきをいれる・・・・

ぬきうち・・・みからでた錆・・・・もとのさやにおさまる・・・・でんかのほうとう・・・

つけやきば・・・・めぬきどおり・・・

この中でいくつ本当の意味を知って使ってるか?笑

・・・・相槌を打つときにトンテンカンって音がする、上手く合わないと

トンチンカンって音に・・・なまくらが(力が無かったり、腕が未熟)!!なんてね・・・・


2014年2月13日木曜日

日本刀の研ぎの仕上げと庖丁の仕上げ

青黒くなっても今度は輝きが無い・・・それで今度は刀より硬い鋼鉄などで磨いたりするそうです。

これをやると深い青黒くて、深い輝きが出るそうです・・・・

ですが・・・これで人を切ったり、試し切りをすると傷が付きますからやり直し・・・

なので日本刀で試し切りをしたりする人は庖丁と同じで研ぐ・・・


知ってる人は教えて~なのですが・・・このブログでも砥ぐって書きますが?

これは間違いなのかな?って思っています?

日本刀の研ぎ師って本等には書いて有りまして砥ぎ師って書いてるのもある?

どっちなんでしょうね?砥石って書きますが研石だと違うしね?


鉋や髭剃りの刃の付け方は、庖丁しか研がないのでまったく分りません・・・

なので理屈も知らないのですが、牛刀で刺身が切れるぐらい研いでるってへんな事をいう?

庖丁には役割が有りまして・・・そりゃ~できない事もないけど?その後はどんな使い方を

するのでしょうか? 柳庖丁で骨を叩き切りしないのと同じで、刺身庖丁並みに研いで

しまったら・・・・みじん切りでまな板にも当てれませんし、牛肉なんて切ったらすぐに切れない

庖丁になってしまいます・・・用途によって研ぎ方も番手も違うわけですね・・・・

日本刀と短刀など作り方も違うそうですよ・・・・江戸時代ぐらいになると日本刀は

芯鉄などに柔らかい柔軟性のあるハガネに強くて硬いハガネを切り刃にする・・・

なので衝撃などは柔らかい鉄で受け止めて・・・・だそうですが・・・

短刀は、刺すぐらいしかないので作り方は庖丁の本焼きと大体同じなんだそうです・・・

一つのハガネで硬いところと柔らかいところを作んだとか?

日本刀の研ぎは本などで有るので読んで理解できるならそれで良い・・・日本刀など

持ってる人少ないし・・・評価される研ぎなど本当に難しいから・・・


庖丁の研ぎ・・・・牛刀で刺身庖丁のように研ぐ・・・そんな理由があって他のものを

切ったら切れないよって事に・・・

これが料理人と魚屋の職人の違い・・・・切る量が違うからね・・・・

料理人の柳や出刃で魚屋さんが使うと仕事が終わる前に切れなくなる・・・・

料理人が魚屋さんの庖丁を使うと斬れるけど切った断面が悪いね~ってことに

同じ庖丁でも仕事量の違いで砥石も違えば仕上げも違う・・・・・

なので一概にどっちが上とか比べるのがおかしい・・・・

魚屋さんも本当は刺身庖丁ぐらい料理屋さんぐらい細かい砥石でやってくれると

本当は良いのですけどね・・・・そうやってる魚屋さんもいますけどね。

逆に、中研ぎで終わる料理屋さんもいたりします?

その方がスパスパ切れるし早いからって・・・・これは庖丁の刃先のギザギザに見える

ノコギリのようになってる部分の大、中、小の違い・・・・


高橋のステン系の良いよって理由が鍛造で引き締めているから・・・

これによって鉄のハガネの庖丁のように細かなノコギリ状態に出来るから・・・

なので細かな砥石も使えるわけです・・・・ですが使い方が悪ければ切れなくなるのは

同じでして・・・家庭や洋食屋などはまな板に厳しい使い方をする・・・庖丁の刃も持ちません

なのでなるべくまな板に刃を押さない・・・触れさせない・・な訳でキャベツなどの千切りは

引き切りしてるわけです・・・・

これが出来ないと、トンカツ屋さんや洋食屋などは庖丁を何本も用意しないとに

なるわけですね・・・・量が違いますからね・・・

切る物や包丁の使い方で研ぎ方も変わる・・・・この辺が分ると包丁研ぎも

面白くなると思いますよ~!紙を切って喜んでるようでは・・・・・

庖丁研ぎと日本刀の砥ぎ?

庖丁研ぎと日本刀の砥ぎ・・・・・同じようで用途が違うので最後の化粧砥ぎがある

日本刀は難しいというか・・・・面倒な・・・・重労働?時間が掛かります。

日本刀は今では眺める為の砥ぎが必要で庖丁には必要の無い工程が多いからでは?

日本鋼のハガネの場合、土置きで刃紋が現れます・・・・庖丁でも同じ・・・

この刃紋の出し方や白く見えるように、最後は内曇で砥ぐ・・・さらに薄く削った?割った?

内曇を和紙に漆で貼り付けて指で仕上げていきます。この辺が化粧砥ぎ?なるめ工程・・・

日本刀は刃紋より少し上は黒く見えると思いませんか?あの青黒い・・・?

元々鍛えて水焼きをすると錆びにくく?元の金属が良いって話も有りますが・・・

ですが錆びる・・・包丁でも黒打ち庖丁は焼入れをして参加皮膜の黒くなった所は

磨かず残すので黒い部分は錆びない・・・

日本刀は土置きしているので落とすから黒皮もなし、後から丁子油と鍛造の時に出る

酸化鉄を細かく研いで練ってこすり付ける作業が合って鋼鉄で磨いたり擦ったりして

後から青黒くして錆びにくく独特の雰囲気にするんだそうです・・・

工程が逆かもしれませんが?

それで最後に指先でなるめ工程で・・・・砥ぎ師によっていろいろ秘伝が有るそうでして

日本刀のように仕上げてたい人はやってみるのも楽しいのでは?地鉄を硬い金属で

磨いたり・・・・実に大変ですから庖丁でもハガネの水焼きをお持ちの方は楽しむと

良いでしょう・・・。って・・・

前に刃紋の話題で東京の庖丁砥ぎ屋さんが金肌ぬぐいとか日本刀のやり方を・・・・

庖丁ですから内曇で砥いで砥ぎ汁で指で切っ先を白くすると刃紋が目立ちやすく

なる。まぁ庖丁はそのくらいで良いでしょう?内曇も安くないし・・・それを削ったりしたら

勿体無い・・・・ビデオでも砥ぎ汁で指でなぞるというか磨いてるでしょ?

あれくらいで良いのでは?

知れば知るほど大変な日本刀砥ぎ・・・・やってみたい人には高橋から貰った

酸化鉄ありますよ~!親父さんは砥石が変形した時に酸化鉄を砥石にかけて

平面出しに使いなってくれた物ですが、違う使い方にも使えると想うのですけど?

この黒い酸化鉄・・・漉して細かくしないとダメですけど・・・

深夜に書いてるので後でずいぶん訂正が必要かも????

ってマニア向けに・・・・

2014年2月5日水曜日

Made in Japan

俺たち料理人もその前に人間なんです

読む人が増えれば誹謗中傷は当たり前、なのでブログで店の名前や個人名を出さない

ですが、親父さんの名前を出す以上、自分を隠すことはどうなのか?

一様オーナーシェフなので料理人の仕事以外に店の清掃からすべて責任があるのは

当たり前。庖丁からまな板、ストーブ、オーブンの火調整、鍋やフライパンの手入れ

料理が出来る前の作業も沢山有りまして、まず一番は調理場

ですが店主ですから店の玄関から裏まで全部に責任が有る。

高齢で仕事が無くて、それでも働かなければいけない人の頼みで掃除をして頂いています

きちんとした人ですが高齢の為行き届かないのですが、居る時は俺がやり直しをすると

仕事が無くなってしまう。なので居ない時間・・・仕事が終わってから深夜に・・・

嘘だと思うのなら数日夜中に覗いてもらえば判ります。

ですが新年から体の調子がイマイチでして調理場の手入れが終わるとクタクタ・・・

それを理由にはなりませんが、手伝いの人が居ない方がましなどとは・・・

完璧な仕事をするには、それまでの仕事の量を考えれば価格に変動しないといけないわけで

このご時勢、価格は20数年前と同じ・・・時給は倍・・・それでもうちの店の仕事で

十分な金額にはなりませんから、来て働いてくれるだけでも感謝しています。

なんども来てくれるお客様を大事にするのは当たり前・・・

常連さんの個人情報もあって、食べれないものや苦手、好きなもの・・・

独身で野菜が不足がちな人・・・全部頭に入ってるので試作の品やメニューにも無い品

が出たり・・・確かに知ってる料理人から教わって美味しいものは紹介しています。

美味いから食えよでもないし・・・良かったらどうぞってね・・・

気に入ったら何処そこの店のが本物だから行って食べてみてと・・・

怖そうな人だろうと偉い人だろうともらう金額は同じ・・・なので卑屈なほど低姿勢など

有りません。逆に仕入れ業者をいじめる事もなし

俺流の生き残りで個人店を続けてるので合わなければ来なくなるだけの事。


さて!

日本では職人の仕事が生き残れない国に・・・道具を使う人のレベルが落ちたのか

俺のような三流料理人でも職人の造った道具の良さが判るのに・・・

毎日使って数年使い続けてみて本当の良さが判る。そんな道具を作る職人さんの

現実やクオリティーが解かるのではないでしょうか?





http://youtu.be/rQind6gYjiI

 http://youtu.be/3hTfHC2pkdQ

千葉の金きり挟み職人さん

将来、こんな道具がやっぱり必要だと思っていても再現は出来なくなる。

近い将来、朝鮮から来た陶器が日本で有名になり、朝鮮では無くなり・・・・

日本の技術も同じように・・・・なるのでしょうね?

高橋の親父さん達も大量生産に負けないようにステンレスで生き延びて・・・・

大量生産の値段に合わせ値段を叩かれて・・・

見た目がどうのこうの? 長く使うと違いが判り、作り手にありがとうと感謝できる。

これこそが本当の日本人なはず・・・・外国の職人が解かるのに・・・・

値段が高ければいいのではなくて自分で使って良ければ買い足して・・・

挟み職人さんがドイツの職人さんから感謝のメッセージ・・・・

丁寧に人生をかけて作った想いがその切れ味から凄く伝わってきます

伝統の知識や知恵が詰め込まれている事を今でも毎日感じています。

このような素晴らしいはさみを作ってくれてほんとうにありがとう。

16年間使い続けたドイツの職人の言葉・・・

自分が作ったはさみでこう感謝された事が無い・・・いつもは金で取引をするだけでさ

「ありがとう」とか付いてこないからこう言う事を聞けば、現役ならまた作ってやりたくなっちゃう

「どうぞ!つかってくださいって」言って・・・職人なんてそんなものですよ・・・

自分が惚れたら金なんて問題じゃねえ・・・91歳の挟み私欲人さんの言葉であります。





俺と親父さんの関係・・・20数年使ってみてわかるからの感謝・・・

なので親父さんや次男さんから最後の庖丁を頂いたり・・・・

自分で作っても会社ですからお金を払った庖丁なのに・・・・


俺も、お客さんが喜んでくれるからサービスしてしまいます。


なん度も来てくれて残さず食べてくれて、ご馳走様と調理場の奥に居ても

声をかけてくれる。何日も前から家族で話しをして楽しみにしてくれている・・・とか

言われて感謝しないわけにいかないもの・・・

それはすべての人に評価されてるなんて思いませんが・・・

お金の問題でなくなるわけです・・・・

目黒君が、「常連さんはメニューを見ない」????

どうしてだろう?・・・なんていいます・・・

お客さんが目黒君にチツプをくれます。なんで僕にもチップをくれるのだろうって

お客さんが目黒君にもお土産をくれたりね・・・・しっかり仕事を盗みなよって・・・

お客さんが目黒君が育つのを期待しています・・・

しっかり目黒君の千切りを批判されてしまいましたが、俺が認めて切らせてるので

それ程じゃないとか言われても反論できないし・・・誤ります・・・しかし

他所の千切りより良いはず、見た目の細さじゃなく、口に入れて判らなければ

しかたなし・・・


残りの在庫を買ってくれたマルコシさんがどうして親父さんたちに贈り物を

送ってくれて俺の分も・・・高橋からは、もう仕入れが出来ないのに・・・・?

10万出すから売ってと言われて断り、大阪の会った事も無い人に庖丁を送ったり・・・

目黒君には解からない事も・・・・だんだん解かってくる・・・判って来ると想うから

仕事を教える・・・一銭も貰えないのに2時間もかけて来て、もう教える事なんて

俺には無いし、他の料理人の仕事を教わりに行きなさいよって言っても来る?

俺もこの小さな世界で十分に幸せで有ります。

誹謗中傷など俺がごめんなさいと言えば良い。店の人の仕事を言われれば

店主が頭を下げれば良い・・・

ですが、親父さんたちが作った包丁にケチを付けられれば怒る・・・・

道具の庖丁を使いこなせないからだろってね・・・









2014年2月4日火曜日

贈り物配達

高橋刃物製作所の庖丁を青森のムラコシさんから仕入れた人多いのでは

閉店まじかから閉店後、ぼったくりもせず小売価格で良心的・・・

名前は聞いていましたが、電話でも話したことは今までなし・・・

工場が無くなって送り場所が解からないのでと今日の昼過ぎに・・・・

大きな箱二つ・・・


お店のアルバイトに一本あげて、とりあえず一箱を次男さんの家に配達しました。

次男さんの家に向かう途中、壊し始めた工場を見て・・・

雪の降る中撮影・・・


次男さんも奥さんも元気でしたよ!いつも店にいたあのおばさん!

青森のマルコシさんから送られてきたから兄弟に分けて~とお願いして

届けてきました。喜んでいましたよ~

行けたらですが親父さんのところへ残りを渡しに行ってきます。

2014年2月1日土曜日

北から初めてのお客様

ブログでは何度か名前が出ている十和田市のマルコシさんが・・・来た!

高橋が閉店前に結構多く仕入れてくれて高橋の在庫を減らしてくれたあのお店・・・

このブログに読者も電話して購入してくれたそうで・・・・

九州の大学病院の先生も使ってくれている包丁ですが?

東大の目黒の研究室の先生?も数多く・・・・?

医者は刃物好きなのでしょうか????物好きですね~?

そんなマルコシさんからプレゼントがこれ!


画像を見てすぐ判る人は?変な人?・・・庖丁の柄に使う黒檀とクルミの板・・・

これを柄の形に合わせて削りだし取り付けると高価な庖丁の出来上がり!

ナイフ用なので24cmぐらいの庖丁サイズですが・・・柄を替えるだけで

他には無い自分専用に・・・・光の包丁が極上なみの見栄えになります。

暇で自分用のカスタムナイフのような柄にしたい人はやってみると面白いですよ!

取り付けや形などカスタムナイフの画像など研究して自分の手に合うように

作り変えると愛着が・・・・

マルコシさんと長く庖丁談義をしまして、最近の鍛冶屋の変化や庖丁メーカーの話など

教えていただき、これは早く堺に頑張って頂かないと~って気持ちが!

でもね~あんまり長持ちする庖丁では一生物になってしまい、数が売れない・・・・

儲かる商売では無くなるのでダメかな?

築地の刃物屋も海外に売る数が増えて日本は減って・・・・

物を大事にするのが日本なのに・・・使い捨てのような庖丁ばかり・・・

日本の庖丁ぽく漢字でそれらしく・・・・中国や韓国の庖丁を安く買う・・・

切れなくなったらポイ~・・・・これが現実!なの?

庖丁やまな板も無い家庭もあるそうだ?・・・・・