2018年2月24日土曜日

梅田の職人が遊びに来た!

東京に用事が有って、うちの店に寄ってから大阪へ帰るそうで?

流石!大阪の子やね?時間を有効に使いますね・・・

年に数回は知らない人が来る?・・・・あとでブログを読んでましたとか?

お恥ずかしいけどね? 高橋の包丁の紹介の為に一生懸命に

やってましたが、もう包丁も完売だし!

若い子が弟子にしてくださいとお手紙も未だに来ますが

そろそろ俺も定年の年なので、若い子を育てるのは大変だし

お金も掛かるのですよ!口は悪いが一生懸命育てるとなると

自分の事以上に考えてしまうので身が持ちません~!

後外国の人・・・頭が悪いから翻訳ソフトで返信してますが

微妙なニュアンスは伝えれないからね! 

後は、試しとか考えずに包丁を使って、鏡面だと張り付く?

こんなのは論外!・・・・少しは考えろよ!って思って無口に

なってしまいますが・・・料理人で乾いたままの包丁を

使い奴などいません!さっと濡らしてから拭いて使います!

理由はね?包丁に匂いが着くのと切った物の汁が細かな傷に入り込むと

洗うのが大変だからです! TVや映画で見た事ないかい?

斬首の刑で、首を落とすのに刀を水で流すでしょ?

乾いた刀で切って血が乾いたり細かな研ぎ傷に入ったら

匂いは着くし洗うのも大変! なので少しでも水分が有れば

切って張り付かない訳で、職人の腕とは関係なし!

何気に潤滑剤の役目もしてるのかな?後は切った物の水分で

張り付かないしね? 鏡面の包丁にしてるのも汚れを落としやすくしてるのも

理由の一つです。乾いたまま肉の油など落ちにくい・・・

魚の生臭さも落ちやすい!カッコいいからではないのですよ!

道具は使う人によってカッコよく見えるし? 使い方が悪ければ

高価な包丁も模造刀に見える!

大工さんだってなんだって職人の道具は、何を切るのかで

研ぎ方も違います。包丁も沢山の仕事をする研ぎ方と

細かな特殊な包丁では研ぎ方が違う!

刺身包丁だって同じ刺身を切るのも江戸前のネタを切るのと

関西の厚切りの刺身を切るのでは、包丁の使い方が違うから

研ぎ方も違うのは当たり前!・・・まぁ?洋食の包丁は

大きなハマグリ刃の形状なので全体を鏡面にしてもOK!

和食の片刃は面ですからしのぎの上は磨いても下は

天然砥石か普通の砥石でピカピカにしない方が張り付きにくいかもよ?

っていう事も有るかな?

しかし刺身は水分有るからね?張り付かないだろ?

白身の魚など水分の少ない魚だと乾いた包丁では張り付くよね?

料理人は張り付かないように考えて使う訳ですよ!

おっと!これは梅田の職人さんの話じゃありませんよ・・・・

何処かのHPで包丁の鏡面の話で鏡面にだと張り付くって話ですからね?

なんでも試行錯誤して料理を作るのも道具を自分の手の一部にするのも

料理人なら当たり前! 手で切れるなら包丁要らないし・・・

柑橘類を剥くのに手が乾いてると臭いを落とすのに時間が掛かるから

指先を濡らしてから!って手を洗ってから剥くだろ?笑。