2011年6月21日火曜日

シーフードドリア&グラタン

シーフードドリア!元々イタリアには無い物スイス人のシェフがバターライスの上に海老を乗せて
ホワイトソースをかけてオーブンで焼いたもの・・・
市販のシーフードミックスで作るのが主流になっています。
ですが、イマイチ食感が同じでつまらない・・・
なので、これに海草ミックスを入れて作っています。
ただそれだけ! ですが美味くなるし食感もよくなります。
ドリアってこれも横浜から生まれた一品なんですよ。
作り方は、シーフードミックスと玉ねぎのスライス、海草ミックスを
ホワイトソースの中に放り込むだけ・・・そのまま煮てシーフードが煮える頃には
海草も水分でもどってしまいます。バターライスの上にかけてチーズを乗せて
オーブンに放り込むだけ! 

高橋刃物製作所-ダマスカス包丁

墨流しという名前が商標になってるので、ダマスカスというのだそうです
真っ黒な出来上がりから自分でやってみな!と渡されて地鉄に黒いところが
気になって砥ぎ過ぎてしまいました。他所で売ってる包丁のように綺麗にしたくて・・・
おやじ様いわく「他所の綺麗な物は最初から何層になってる鋼材があるんだよ」
「見ていただろう~地鉄を叩いて伸ばして折り返していたのを・・・」
砥いでも中にも入ってるから出てくるよ・・・
そんな訳で、研ぎすぎてしまいました。
親父様の内曇で直してもらい「ここからは縦に弱く包丁を滑らすように砥ぎなさい」と
ピカピカになるような砥石はだめ!・・・反省
天然砥石の合砥なのですが、これがちょうど良くて?
暫くはこれでやって見ます。
和包丁だけど、和食の職人ではないので柄を洋包丁のようにしたい・・・
なにこれ?って物にしたいので考え中!

2011年6月12日日曜日

包丁は鍛冶屋しだい

洋包丁の殆どが鉄板打ち抜きで包丁の形をしたものに刃を付けています。
和包丁も最近では同じです。軟鉄とハガネが最初から張り付いている鋼材で
作ってるものも多いのだそうです。
築地の刃物屋の大手は、高価な物だけは堺に注文!
まともな鍛造物は殆ど無いのだそうですよ・・・
包丁を鏡面にするには機械でも大変だし・・・手作業では一本でも一日掛かってしまいます。
たとえば10万円の包丁で販売店の利益3割3万として、砥ぎ屋さんが2割、柄を作る所で
1割だとしても残り40%・・・4万円で人件費に光熱費などいろいろ・・・
まして鏡面に2割掛かるともう大変!3割から4割が包丁屋の利益だから
鍛冶屋は楽に作れて、失敗の無い安い鋼材で作るしかないのかも・・・


高橋刃物の包丁は、普通より高い金額です。
ですが、昔から変わらず叩いて包丁の形にしていきます。
そのほうが良いから! 叩いてノギスで長さを測りながら一本ずつ手作り。

社長とこの間もいろいろお話を聞いて夜遅くまで金属のことまで・・・
実際自分の包丁はステンレスか特殊鋼ばかりです。
昔は安いハガネの包丁も持っていましたが・・・
やっぱり良いハガネで刃物を作ると一番だそうです。
でも、錆びる・・・・錆びなくて鋼なみの斬れる包丁を作ることを数十年やってきた
人です。 そんな話から一本作ってくれました。
すげ~ハガネが少しだけあるんだ! 錆びるけどうちにも最後の2枚だけなんだが
作ってあげるよ!・・・和包丁は特殊鋼で作った柳刃一本あるけど・・・お願いします!

それから数週間、まずは軟鉄を叩いて伸ばして折り返し・・・包丁の元を・・・・
これだけで何日も・・・・「後はハガネを貼り付けて」・・・数日後・・・・
だめだ!失敗!貼り付けて焼きを入れたらバリバリに割れた・・・・・・・・
失敗を恐れて焼きが甘くだとだめ・・・行き過ぎるギリギリが難しい・・・・
それからまた数週間後・・・・できたよ~! でも焼きがムラがある・・・
完璧じゃ~無いんだよ。後ろの方が少し甘いかも?
包丁がこの状態から少しずつ閉店後、砥いでいます。
砥石と耐水ペーパーを駆使して数時間、

上の柳刃と比べるとえらい違いです・・・・あと何日掛かることやら・・・やっとハガネが
見えてきました。ハガネはキレイに光ってます。

途中、真っ赤に熱したはさみのようなもので挟んだ跡が出てきました。
これから軟鉄を折り返した跡が出てくるのだと思います・・・・


早くこのくらいまでにしたい・・・・・
出来上がったら、さっそく友達のすし屋に斬り比べしたいんです。
特殊鋼の本焼きとステンレスのナヤギ刃とハガネの柳刃を!

2011年6月9日木曜日

理想の包丁-錆びない包丁

よく斬れて、刃が長くもって、刃が欠けにくく、錆びに強い包丁の理想ですね
ですが・・・なかなか出会えないのです・・・
特殊合金は鋼材も高いし、一般的には考えられない値段になりますから
プロでもなかなか購入までは行きません・・・

画像の包丁全部で40万近くになります
ですが、この包丁で稼いでくれるのだから、まして一生使えるのだから
安いと言えるかもしれないのです・・・

では、家庭で使う包丁は・・・
まずは錆びない、一本で野菜も肉も魚も使える!
そしてなるべく砥ぐ事がない(研ぎ方も砥石もない)
でも、良い包丁が欲しい奥様が多い!
ですがどんな包丁を選べば良いのかも解らない、高価な包丁イコール良い包丁?

6月1日から一ヶ月間、高橋刃物製作所で20%引きで販売中!
午後の休憩時間に一緒に行って購入するお客さんが多いです・・・・
自分の包丁で試し切りさせてあげるので、どのように斬れるか解って行くので
店で自分で包丁を持った感じで選んでいます。
後は、高橋刃物製作所で砥ぎ直しするか、店のお客さんには斬れなくなったら
砥いであげるので安心!

後に砥いであげることを思うと、一番安い光包丁を選んでくれると嬉しいのですが
1万円プラス2,3千円で特上包丁を買えるのでみなさんこちらを買ってしまいます・・・
何処で誰がまじめに昔ながらの手間隙で作ってる(奥が工場だからうそが出来ないし)
そんな持ち物欲しいでしょう~?

http://www.takahashihamono.jp/

2011年6月5日日曜日

今日のまかない飯

お客さんから釣果のキンメ鯛、シマアジ、イサキ・・・・
イサキの白子、キンメ鯛の煮付け、キンメ鯛の骨の味噌汁

釣ってきた魚をおろして、少し頂いたもので夕食です。
手間賃?とも言うかな・・・笑

一昨日は、柳刃包丁の切れ具合を見るために
コチとタコと赤貝を!メバルの煮付け

ここのところ・・・魚ずいてるな・・・!


今月いっぱい高橋刃物製作所では、20%割引で包丁を販売しています。
大昔に作ったナイフなども・・・
先週に買ったお客様がぺティーナイフを気に入ったらしく・・・
20%引きなら家庭用より少し大きい牛刀が欲しいとお願いされ
金曜日に24センチの牛刀を買いに行ってきました。
お客さんに葉書きが届き始めたのか結構お客様が来てました。

そうそう!包丁の砥ぎ具合を片手で持った紙を、包丁を動かさずスパッと斬れると
良い砥ぎとWEBで書いてありました。・・・・試しに包丁を買うと砥ぐかそのままか
聞かれるのですが、お客さんに頼まれた包丁なので砥いでいただいたのですが
その包丁でお試し・・・・
メモ用紙で・・・スパッ!包丁を真下に下ろすだけで・・・・

そうなると、自分で砥いだ包丁も・・・牛刀一本が斬れず・・・・後はきれいに切れたので
一安心! 本焼きの牛刀だけ切れなかったので砥ぎ直し!
砥ぎ10年と言われますが・・・まだまだですね・・・