2012年10月27日土曜日

伝えること

自分の店を持って25年が過ぎて、伝えることも必要なのかと考えています。

近所の中学で柔道部のコーチを5年程やって技をアドバイスして、それで試合に勝ったり

すると目がキラキラして自分から熱心に練習するようになる・・・

イッペンに難しいことを言っても判らない、見せてやらせて・・・褒めて、此処をこうすると

もっと良くなるかもよ?って・・・こうしろーでは判らないから相手には伝わらない・・・

出来ないからやらせない・・・危ないからやらせない・・・これでは進歩なし・・・

やって失敗するから進歩すると思う・・・ただし、自分も失敗した物は最小限の失敗に

してあげるのが先輩の役目・・・

高橋刃物製作所の宣伝用に、包丁で千切りを引いて切ったり押して切ったりしてる

ビデオをYouTubeに出してあるのですが、これを見て高橋の包丁を買ってしまい

包丁の使い方が上手くなりたいと思ってしまった若い料理人・・・

責任あるよね・・・? 高橋でうちの店を教えてもらい毎週仕事の後に来るように・・・

まずは、自分の包丁と俺の包丁の違いを判断させる・・・同じ包丁なのですが・・・

切れ味の違いを自分で解れば、知りたくなる・・・ココが大事・・・これだけで

自分でやってみたくなる。 そして物を切ってみて違いが理解できる

入口は出来上がる訳です。 今、プロが二人、家庭の若い主婦が一人

自分で包丁を砥ぐようになった訳です・・・

やはり15年の料理人は直ぐにピンときて出来るようになり

若い主婦もなかなかの進歩・・・この間持ってきたのですが、一度砥いであげた後

使ってないのか?ぐらいでして自分で研いだって・・・上出来ですよ。

若い料理人は、毎週来る・・・包丁砥ぎと料理を学びに・・・

                       こんなことや
こんな事も
家でも練習してるのでこんなに上手くなりました。
             でもやっぱり・・・・(笑)
ですが、こんな体験も自分の物になるので・・・
       怪我の最小限になるように包丁のコツを教えればこの程度の傷に・・・(笑)

   面白いのでブログで続きをやりますか・・・・

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