高橋刃物製作所の閉店が話が出てからブログで広めてきましたが
包丁自体の力は有る・・・ですが画像に出すととても高級刃物に見えない・・・
これでは、みなさん欲しがらないでしょう?使って数年経過するとこれ良いぞ!
この間と堺の刃物屋さんのコメントで40年前に買って・・・やっと使い終わって
また同じ包丁を指名買い・・・・こんな包丁を造っているから高橋刃物は売れない・・・
と言うか?一度買えば一生物になってしまえば次が無い・・・笑
愛知の技術者がそんな包丁を造ったら儲からないよ?って話もブログで書きましたが
プロが三年から五年、一般の人でも十年以下で使えなくなるようでは数が出ない・・・
そんな包丁ですから二倍、三倍の値段で売らなければ商売として成り立たない・・・・
跡継ぎも儲かるから後を継ぐ・・・そうではないでしょうか?
そんな包丁を欲しがるように見せるには・・・・?
高橋で15年使ってるペティーを親父さんたちは「あんまり仕事してないな?」だって・・・笑
それでペティーをもって見せに行った「こんなにきれいに使ってる包丁見たこと無い・・・」
その包丁を他のお客さんが見て「これはどの包丁?私も欲しい・・・」
そのときのペティーナイフは砥石だけで15年ですからヘアーラインも消えて
鏡面状態になっていました・・・・これだ!・・・包丁は切れて当然・・・ですがきれいな包丁は
みんな欲しがる・・・
それで始まったのが新品を鏡面にして売る・・・高橋の店で数本持ってきては
仕事の後に、耐水ペーパーの80番ぐらいからゴシゴシと・・・仕事の後に夜中にやってるので
早くて3日・・・一週間も掛かるのは普通・・・
これを店頭で一万も高く出すとすぐに売れてしまう・・・同じ包丁ですよ・・・
大きな研磨機や大きなバフでやると結構熱を持つので・・・なまるとダメ!
耐水ペーパーと最後は小さなバフで・・・バフも場所を変えながら触って熱くて触れない
そんな温度になってはダメ・・・・
どうしても自由鍛造ですし、曲がり調節で叩くし・・・削りだしで傷が・・・
これをヘアーラインで目立たなくしてる・・・なのでヘアーラインを消すと・・・・
必ず?数本の傷が・・・これを何処まで消して磨くか・・・・
削りすぎるとな?とも思うし?きれいにしたほうが良いのかも?といろいろ考えながら?
長く使うと消えるし・・・?
実際に極上は何故か傷が多い・・・・自分のもそうなので・・・最近は使い込んで
傷の長さが3cmから1cmになってきて目立たないのですがね・・・
鏡面作業・・・大変です・・・時間も根気も必要ですよ!
使いながらだんだんきれいにして行くほうが本当は良いと思います!
鏡面は砥ぎの二の次・・・
刃を付けるとその部分が鏡面になる・・・シャプトンの5000番でもきれいな
色になります・・・ですが包丁の面や和包丁の裏など砥石に当たらない部分は
やっぱり耐水ペーパーで磨いてバフをかけるしかない?
これをするといつでも新品以上の輝きに・・・
リューターって一万円ぐらいで買えます・・・包丁一本とか二本なら買うことも必要では
有りませんが・・・数本になると手では時間が・・・・高速で軽く当てるだけできれいになるのが
見てて判るほどなので・・・重宝してます。
こればっかりは、日本製の一万ならアメリカ製の一万円の方が耐久性があるようです!
日本のは安全性の問題で安全装置というか?トルクが無い・・・長い時間に耐えられない?
そんな気がします・・・? こんな道具ですが・・・包丁以外にもスプーンとかホークなど
キッチンの道具も磨くことが出来るので便利ですよ・・・
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