2013年10月21日月曜日

包丁砥ぎの角度

雨の日曜日でやはりお客さんは少ない日でした・・・

ですが、一日中何か作っていたので仕事が終わったのはいつもより遅い・・・
とんかつソースは出来上がりました。いつもより?良い感じ・・・かな?

こんなのを作っていると、ず~と火の前でかき回してる訳ではないので

リンゴの皮むきをしているときに、43ペティーと極上ペティーの切れ方の違いって

どうなんだったか?両方を使いながら・・・・それほど違いが判るわけでもなく・・・

一度、極上を5000番の仕上げ砥石でやってみた・・・

同じ極上の牛刀では、普通以上のペティーナイフの切れもするんですよ・・・

ですが・ペティーは同じような砥ぎ方でやってみると切れるけど包丁の入りが

重い・・・包丁の重さも刃を使う刃の長さも違うのでやっぱり?ペティーは12000番の

方がすぃ~と入りが良い・・・そんな結果でした。

押し砥ぎ、引き砥ぎ・・・堺の包丁砥ぎの名前で説明するのは難しい

堺氏は、滑らすように刃を付けるのが引き砥ぎ、刃の方向へ少しギュと砥ぐのが

押し砥ぎという感じで良いでしょうか?刃を砥石に食い込む感じ・・・・

どうも文字で説明が難しい・・・

さて・・・

高橋の親父様と俺の包丁砥ぎ対決・・・って前にブログで・・・

押し切りでは俺も勝ち? 引き切りでは親父さんの勝ち!

同じ砥石で同じサイズの包丁で・・・同じに斬れるも感覚と言うか?

抵抗が違うんですよ・・・引いて切ると俺が砥いだものは抵抗が感じられました。

そんな訳で、砥ぐときの角度・・・




包丁と砥石の面の角度ではなくて前後に包丁を動かすときの角度・・・

諸説有りますが・・・押しても引いても同じ感覚で斬れるのが良い・・・俺ら洋食ではね

普通に洋食で引いて切るのはペティーと筋引きぐらいかな?

後は前後に包丁を動かして切るのが普通と言えば普通?

柳とか筋引きなら引くだけ?なら親父さんの研ぎ方でOKです・・・

包丁は角をつけて切れるのではなくて、極細かいノコギリ状の傷を包丁につけて

ノコギリのような状態で切る・・・このノコギリ状態にするのに包丁の角度が

ひょっとすると?この傷のつけ方と方向が・・・・

普通は45度ぐらいと言います・・・・・最近・・・平行に砥いでいます・・・

最後に引き砥ぎな感じで45度か最後の2,3回が結構角度をつけてバリを取ると言うか?


9 件のコメント:

  1. Cresson様、いつも楽しくブログ拝見させて頂いております。
    以前ブログ投稿で相談にのって頂き、誠に有り難うございました。
    以前の投稿でも述べたのですが、11月の夏休み(冬?)に食事をしに参ろうと思います。
    その際に何時頃がcresson様の迷惑にならない時間帯か、またブログ投稿されたトンカツが食べられる時間帯か、などご教授頂ければ幸いです。
    宜しくお願い申し上げます。

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    1. まだ夏休みを取っていなかった人が・・・笑
      11月は、毎週水曜日と9,10、17日が姪っ子の結婚式や
      いろいろ有りましてお休みさせてもらいます。
      検索すると電話番号も判りますので連絡をくださいませ。
      店ではとんかつとかアピールしてませんがいつもありますよ。
      昼は11時半から3時ごろまで、夕方は17時から22時頃まで
      が営業時間?のはず?連絡を頂ければどの時間でもお待ちしております。
      店は貧乏な小さな店なので・・・

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  2. ご無沙汰をしております、広島人です。

    その節は当方が余裕の無い中で不充分なお相手となってしてしまい、申し訳無く思っています。

    その後反省を元に高橋さんも全部研ぎ直しました。

    今は高橋さん銘でなくても長尺を手に入れるか思案中ですが、余りゆっくりもしていられないかも知れませんね?
    ほぼ在庫一掃?

    旅行から帰られてからは、経験を生かした新たな料理に取り組まれているようで、 料理も包丁も素人でしかない当方にとっては頭の下がる思いです。

    あ、あそこで頂いた鯖の薫製は自分も上手く調理出来ましたので自分のレシピ入りと致しましたが…

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    1. 広島人さんコメントありがとうございます
      こちらこそ、決算時期で忙しいのにお世話になりました。
      呉服屋が・・・今頃宣伝していて?見せびらかして?笑
      友達の使う包丁を探しています・・・速い方が良いと思います?

      帰ってきてから、色々やっていますよ~メニューに入れたい物も増えました。
      酢の物をマリネに使えないかとか?九州でも甘い醤油だけではないんだとか?
      鱧を焼いて酢の物にするとか・・・・なんだか今年はお酢に興味が・・・

      そうそう!贈り物があるので住所を教えてくださいな!
      食品なので会社に送る訳にも・・・宜しくお願いします。

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  3. ご返信ありがとうございます。
    今の所予定では11月第4週を画策しております。
    自宅で高橋製の刃物を砥ぐ際になかなか上手くいかない状況もあり、お時間があれば砥ぎ方のコツ、または食材の切り方等お話できればと存じます。
    それでは食事を楽しみにしております。

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    1. 4週目OKですよ!
      時間をゆっくりとっていただければ、話以外で包丁を砥ぐこともOKです。
      実際に包丁で切るところをこちらが見れば、その人に合った砥ぎを見つけられる
      かも知れませんしね

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  4. 包丁と砥石の面の角度ではなくて前後に包丁を動かすときの角度・・・

    後は前後に包丁を動かして切るのが普通と言えば普通?
    包丁は角をつけて切れるのではなくて、極細かいノコギリ状の傷を包丁につけて
    ノコギリのような状態で切る・・・このノコギリ状態にするのに包丁の角度が
    ひょっとすると?この傷のつけ方と方向が・・・・
    普通は45度ぐらいと言います・・・・・最近・・・平行に砥いでいます・・・
    最後に引き砥ぎな感じで45度か最後の2,3回が結構角度をつけてバリを取ると言うか?

    砥石はシャプトンのエンジでしょうか。

    最近、私は<中砥、仕上砥>を使う時、先ず庖丁の、刃先を研ぐ時に
    砥石の左下を使います
    角度は75度~45度~0度<先、元>にかけて、研いでいます。

    何故なら、表のハマグリ刃を刃先はほぼハマグリを消し元に掛けて少しずつ

    ハマグリに仕上げています。

    この研ぎ方だと、押し切りの時に刃先が、スぅーと、食材に

    入って行きそうに思いました。<独りよがり>かも<笑>

    最後にバリを取るのは、同じです。

    後一つ、ワインのコルクが有りますよね。

    有れは、優れものです。一度。バリ取りに試してください。

    堺より

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    1. 一度、仕上げてしまうと最近はシャプトンエンジで牛刀、出刃はこれ!
      柳、ペティーはシャプトンのクリーム12000番を使っています。

      ハマグリ刃が難しい・・・なんとなく出来てますが・・・これも最近の話でして
      ペティーなどは尖がっていました。親父さんに教わって段々と治していますが
      貧乏性なので砥石は全部使い、修正をなるべくしないように出っ張りで
      刃先より上の面の修正に・・・これは次男さんの砥石の使い方を見て
      同じ所ばかり使わないようにしてます・・・こうすると長持ちするのか?聞いたところ・・・「やっぱり砥石の面修正はするよ」と言っていましたが
      俺らの修正回数と違う・・・一日中砥石を使ってるのにね?

      同じところで2度前後するだけで砥ぐ場所を移動しながら上手く使っていました。
      真似してやっています。刃先以外もちゃんと研ぐと入り込みがやっぱりいいですよね?刃先だけだとやっぱり抜けというか入り込みが???

      バリ・・・ほんとに小さな引っ掛かりまで気にしてませんでしたが

      これも親父さんに、こう触れば判るだろ?・・・ああ確かに?ってな具合でして

      親父さんと次男さんには砥ぎも教わりました・・・

      斬れる斬れないだけではないんだな~と段々判って来るもんですね・・・
      これもバリなんだ~?ってね

      コルク・・・沢山でてくるので試してみますがどう使うのか?

       なんとなくこうかな?ですのでご教授願います。

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  5. 堺より

    一度、仕上げてしまうと最近はエンジで牛刀、出刃!
    柳、ペティーはクリームを使っています。

    <私は、ズボラなので、仕上砥石は、天然砥在を混ぜた、嵐山6000番を使っています>
    貧乏人なので。

    ハマグリ刃が難しい・・・なんとなく出来てますが・・・これも最近の話でして
    ペティーなどは尖がっていました。親父さんに教わって段々と治しています。

    <クレソンさんは、刃~胸に、研ぎ上げてハマグリに仕上げていたのでは無いでしょうか。
    私は刃~胸、約1㎝の所から刃先に研ぎ下ろして、ハマグリに仕上げています>


    貧乏性なので砥石は全部使い、<握手>修正をなるべくしないように出っ張りで
    刃先より上の面の修正に・・同じ所ばかり使わないようにしてます

    <出っ張りと言うか、砥石の高い所は、使っていない為に、残ってしまっています。
    ならば、特に砥石の四角を使いましょう。刃の一番先で左下角を、庖丁で砥石を
    研ぎ下ろして下さい。左下角~右下角へ刃先から刃元を研いで砥石を減らす
    砥石の端の角四辺の面取り<角を研ぎ下ろして下さい>
    盗人が<研ぎ傷・線>入りにくく成ります>

    こうすると長持ちするのか?聞いたところ
    「やっぱり砥石の<つらなおし・面直し>はするよ」と言っていましたが
    俺らの修正回数と違う・・・一日中砥石を使ってるのにね?

    同じところで2度前後するだけで砥ぐ場所を移動しながら上手く使っていました。
    真似してやっています。刃先以外もちゃんと研ぐと入り込みがやっぱりいいですよね?
    刃先だけだとやっぱり抜けというか入り込みが???

    刃<表>~1㎝~1・5㎝直刃でも良いです。小刃合わせをすればハマグリです
    刃を爪に置き爪で刃先を押し上げて刃が浮かなければ良いです。


    バリ・・・ほんとに小さな引っ掛かりまで気にしてませんでしたが

    これも親父さんに、こう触れば判るだろ?・・・ああ確かに?ってな具合でして

    親父さんと次男さんには砥ぎも教わりました・・・

    斬れる斬れないだけではないんだな~と段々判って来るもんですね・・・
    これもバリなんだ~?ってね

    コルク・・・沢山でてくるので試してみますがどう使うのか?

     なんとなくこうかな?ですのでご教授願います。

    コルクはホボ円錐です。コルクを建てに切って、半円にします。
    平の部分にボンドを塗り、板に張り付け<蒲鉾板で良いです>蒲鉾状に成ります
    その一番高い所で小刃合わせして、バリを取って下さい。
    ぞくッとする刃が付きますよ。お試し下さい。

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