2016年1月11日月曜日

和庖丁選び方・・・

和庖丁の選び方!

皆さんは、どのように選んでいますか?

庖丁屋さんは客の選び方一つを見て・・・こいつ判るな?って場合は

他からこんなのも有りますよって良い包丁を出してきます?

って事が有りました。東京の河童橋で・・・

その理由は、例えば蛸引きなどは薄くて長くて・・・そんな場合は

庖丁を水平にして真後ろから見る! 曲がりやうねりがない物を

選ばないと直すのには個人は無理に近い・・・

柳でも同じだし出刃や他も庖丁も同じで裏あてで直るようならいいけど?

普通は、何故か刃を触ったり見たり・・・そんな事は買ってから

自分で研いでいけばいい訳です。

後は、造りたてだと経年変化で反ってきてるのも有りますから

ガラスの上に乗せてみるのが一番でしょうか?

庖丁屋も商売ですから素人と直ぐにわかれば・・・?

後は、買った本人の責任になりますので微妙な物は

お客さんが、買ったら仕上げに研いで修正して・・・店で研いでもらった後は

本人責任?

ですが、鍛冶屋から店頭に出るまでに研ぎ屋さん、柄付け屋さん、

問屋さんから庖丁屋さんと渡るので何処かで弾かれる?

実は、自分の光の出刃も刃線はいいのですがミネが浮いている・・・

使ううちに直すしか・・・全鋼だから・・・

2 件のコメント:

  1. まさに今一番見たい動画を見せていただきました。感謝に堪えません。
    今日、鍛冶屋さんに尋ねしましたら、機械にいれるところもあるが、うちは手作業でやっていて刃先を重視している。峰側が浮くのは普通である。との回答でした。刃先と峰側で面を形成するように加工するのは、手間がかかるでしょうけど、それだけに和包丁の価値なのだと考えます。包丁を打つ鍛冶屋さんは、そこにプライドを持ってらっしゃるもんだとばかり思っておりました。単に、はずれを引いたよりも残念なことでした。見解が違うのならしかたがありません。今回の事は糧とします。料理人さんに構って頂いて、なんだか気が晴れました。
    本当にありがとうございました。  

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    1. 所詮、庖丁は道具ですから魚屋さんなら数年、料理屋でも10数年ぐらいでつかいおわってしまう物・・・使い始めて暫くして手に馴染んで
      自分の宝になりますが、宝にするかタダの道具以下にするかは
      使う人の責任になります。笑
      鉄は気温だけでも延びたり縮んだりします。
      それに目見当で修正してますから、後は砥ぎで良い庖丁にしてくださいな!
      プラス10万も出せば完璧に仕上げてくると思いますよ?
      商売ですから・・・プライドは個人個人で違うしね?

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