旅に出ていろんな食材で知らない物は聞く・・・知らないなら聞いて食べさせてもらう・・・
ただ美味しいではダメ、へ~っ!と思ったら帰ってから試作・・・巧くできたら今度は
自分の料理にする。ここからが料理人・・・・
例えば・・・白玉粉を大根おろしに混ぜて団子にする・・・これも京都で食べた
鍋料理に入っていたもの・・・それを普通の大根でやってみるとのど越しがよくて
飲み込むと鼻からにける匂いが良かった・・・大根を入れることで胸焼けもしないしね・・・
白玉粉なんて夏の物と思い込んでいたから、これは凄いとか思った訳ですよ・・・
洋食屋に白玉粉なんて無いですから・・・
これをチキンコンソメの中に入れたり、薄めのトマトスープなどには合うんです多分?
お客さんは、この意外性に喜んでくれる・・・いつもそんなものは無いかな?って
考えているので調理場には和洋中の食材や調味料などがあるんです・・・
チキン南蛮・・・これも初めて食べた時に、卵をつけて揚げると鶏臭いのが無い?
鶏臭さをニンニクや生姜で誤魔化すとよけいに臭く感じてしまうので?
俺だけかもしれませんが?うちの店に鳥のから揚げはありません・・・
頼まれば作りますが・・・それと御酢と醤油と砂糖で造るタレなのですが・・・
そこの店は、違う?・・・帰ってから色々試してみると・・・ケチャップを隠し味にしてるようで
やってみると近い味に・・・日本食で南蛮と書いたら唐辛子が入ったものをいうようですが?
ケチャップを入れたら洋食の仲間入り・・・たぶん?
それにタルタルを掛けても混ざって好きな人も・・・まぁラーメンのように何でも入れて
複雑な味にするのもいいのでしょうが・・・素材を一つ上の料理にするって料理が
素敵!なんて思うんですよね・・・
津和野の鯛をだしにした里芋・・・今までに食べた里芋料理のなかで最高点!
たかが里芋を一つも二つも上の上品な料理にする・・・これをヒントにどうするか?
例えば、北の料理人は和食、蟹のバラ身は安い・・・蟹と里芋なら蟹のダシで
上品な味になるのではないか?とかね・・・他にもジャガイモと蟹・・・はどうだろうかな?
なんていつも考えていたりします・・・創作料理だとか無国籍料理だとか
そのままじゃね~かよ?なんて料理自慢がいますが・・・そうならないように考える
まぁ忙しい店では難しいですがやってみる価値は有ると思うんですよね・・・
普段使わない食材を使うわけですからその道の人に聞いてやるわけですが
洋食屋など、たとえばレンコンなどフレンチが使うぐらいでして、酢水に切ったレンコンを
入れておけば黒くならない・・・なんて知らないですから聞く・・・観て聞く・・・
食材をどう切るか?これも見ることが大事!そうすると使う包丁の意味も少し
解かると思います。
聞くは一時の恥
返信削除知らぬは一生の恥
聞いて覚えて、観て覚える
本物を知らない人間は、偽物を、本物にしてしまう×
本物を知った人間は、別の、本物を創る処に居る事が出来る。〇
たしかに・・・
削除まずは、自分の仕事をマスターしてからの話なので難しいのですが・・・
いろんな事を知ることで広がるのも確かにあるのではと考えています。