2013年6月23日日曜日

目黒君の包丁砥ぎ

勿体無いので最初だけ砥いであげて12000番で手入れをしていなよ・・・って

ぺティーはそれで良いのですが牛刀も6000番でやってから丁寧に12000番でやっていたみたい

本人が気が付くまで黙っていて・・・・でもブログでヒントを書いてしまったので・・・

まだへたくそで指を切るので6000番の傷より12000番の傷のほうがましだし・・・そんな理由も

あるので・・・笑

6000番で牛刀を砥いでキャベツを切ったら・・・・本人びっくり・・・だそうです・・・

キャベツに1時間、2時間掛かって切っていましたが・・・小さ目のキャベツを20分も掛からず

きれいに切れ終わりやがる・・・笑 こっちも少しびっくり・・・・

キャベツの千切りはコツを覚えたようで?俺が切ったのと変わりなくなってきました。

あえて目黒君の包丁で切って見せても・・・君の包丁よく切れるよって・・・・

切れるんですよ・・・12000番でやってますから・・・でもね

6000と12000ではきり方に工夫があります・・・それに気がつくか?

これがわかる前に6000番で仕上げたので砥ぎの違いが先に判ってしまった・・・・

普通は自分の包丁なんて人には貸しません・・・・ですが早く憶える為には・・・・

包丁砥ぎもだんだん仕事をして憶えるもので・・・・

角度と石の使い分け・・・洋食のコックはほとんどの人は解かってない・・・・


自分の周りのコックとか他所の店のコックとか・・・・

引いて使うか押して使うかでも刃の付け方も違う・・・・この辺は考えれば解かるもんですが

切れるようになればいいや・・・なんて料理人も多い・・・ですがこれも普通

なので動画で包丁砥ぎを出してない理由でもあったりします・・・・

目黒君や自分の包丁の砥ぎをすると、解からないやつだとすぐに切れなくなります・・・・

使い方・・・これによって砥ぎも変わるんですよ・・・・・

マニアの人が包丁見てって持ってきますが・・・美術品か模造刀・・・・

意味わからんでしょう? 俺らの包丁も野武士の包丁ですが・・・戦国時代ですよ・・・

戦いが終わるまで切れないといけない・・・切れなくなるように使う・・・

そうやって自分の包丁を育てる・・・ってかっこよく書きますが・・・

料理人の包丁はそういうもんだと考えています。

俺の親方の時代は、戦中戦後なんで良い鉄なんて無くてよっぽど今の包丁のほうが

凄く良い・・・一郎さんも昔の鋼より今は安定して良い鉄なんだからほとんどが・・・・

今では3万番の人工砥石が有るのに良くて8000番の天然砥石が良いって理由も

食い物切るのにダイアモンドで切ることも無いだろう????

同じ天然砥石でも研ぎ方で切れ味が変わる・・・・

包丁は砥石に砥いで貰うのと砥石でガシガシ砥ぐのではえらい違いが・・・

目黒君もこんなブログを見に来る人はじきに感じるはずです・・・・

親父さんがうちの包丁は切れるだろ?って言われ続けてきてましたが・・・

切れる・・・より・・・・持ちがいいよ・・・って答えて?

解かってないな?って・・・・笑  切れ味は砥ぎにかかります・・・・・

砥いだ包丁の使い方で切れ味も長くなります・・・それで20年も持つ

またえらそうに書いてしまったかな?ごめん・・・

俺の上には沢山の凄い包丁使いも多いので・・・・


それでもって魚屋で地元神奈川のカレイが入っていて小さめですが

こっそり和包丁の練習をして、本日のまかないを・・・・


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