2013年6月3日月曜日

包丁砥ぎ・・・・

最初は、まったく解からないのが普通です・・・ 長くやっていても包丁の金属の違いや作り方の違いも有るので悩むこともあります。 まして他人が使う包丁は、どのように使ってるか? 包丁を見ると大体が解かると思えるように なってきてますが・・・・出来るなら一般の人も包丁は最低2本は持っていて欲しい・・・ すべてを一本でやるには頭を使い、包丁の場所によって刃の付け方を変えると使えないことも無い・・・ 砥石もそれほど高いものを使わなくても、荒砥、中砥ぎ、仕上げの三種類・・・は有ったほうが良い 刃が欠けてるのに仕上げでやって出来ないことも無いのですが、時間も掛かるし、仕上げの砥石は少し高い 高い砥石だけでやっていると減るんだから勿体無い・・・・な訳です 人によってやり方はさまざまですが、基本は一つか二つ・・・・兎に角やってみることです。 金曜日は、豚肉を目黒君に切らせて見ると油が付いて切れなくなってきました。 これも油を取りながらやれば出来ないことは無い・・・ですが時間が掛かる・・・・ 目黒君には、12000番の仕上げの砥石を渡してあるのでどうしても刃のノコギリ状が細かすぎるので 刃の目が詰まるんです・・・詰まれば切れない・・・なので豚肉を切るなら6000番の仕上げのほうが 良い訳です。大木を切るのに糸鋸で切ると・・・時間は掛かるし、切り落とす前に刃が切れなくなります・・・ 逆に、糸を切るのに大きなのこぎりでは切れないって言うかやりずらいでしょ? それに何を切るかで角度を変えたりしないと仕事が終わらないか、雑に切れてしまう。。。 こんな説明で解かるかな? どうしても一本の包丁だけなら・・・根元は厚め、先端に向けて薄く砥ぐ やってみてください・・・じきに上手くなります・・・・たぶん? 使って包丁が欠ければ腕が悪いか切るものに包丁が合ってないって事 それとね・・・切ってそのまま食べるものは細かな刃が付いたほうが、口に入れたときに違いが出ます。 肉でも魚でも油が多い物を切るには細かい刃ですと詰まって切れなくなる・・・・

4 件のコメント:

  1. クレソン 様
    無事にお帰りになられて安心いたしました。先日はわざわざお時間をとって頂き、ありがとうございました。
    ご心配されることは何もなく、家族ともども元気にやっております。
    研ぎですが、先日河童橋の刃研ぎ専門店に極上を出してみました。
    流石プロ!刃のラインが一直線で切れ味抜群です。ラインを崩さず仕上げ砥石で刃付けの練習に励みます。

    クレソンさんには沢山の感動を頂きました。
    これほど包丁のことを楽しく勉強させて頂いたブログは他にはみつかりません。
    体にお気をつけて頂いて、益々のご活躍をお祈りしております。
    北海道移住人 

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  2. こんにちは・・・様は要らないよ・・・
    同じ包丁を使う仲間ですからね~
    晴れ晴れとした気持ちで帰ってきましたよ・・・

    まだしばらくは、ネタに困らないようなので・・・
    ブログを続けようかと思います。

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  3. 15年です。
    自分にはわかりやすい説明でした。確かに、大木相手に糸ノコは使わないですね…
    先日、店の若い子が凸凹加工された牛刀を購入してきました。新品なので最初はもちろん気持ち良く切れていたのですが、最近切れ味が落ちてきたようで研いでいたのですが上手くいかないらしく、悩んでいました。笑

    なので代わりに少しだけ研いであげたのですが、材質が硬いのか非常に研ぎづらかったです。あまり自分の角度で研いでしまうと後々本人が困るだろうと思って、ザッとさらう程度にしておきました。笑

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  4. 15年さんこんばんは
    お寿司屋さんが、ネタを切るのに長い柳で切るのは切断面をきれいに
    するために細かな刃なので長い包丁が必要・・・・

    割と間違いやすいのは、砥ぐときに包丁が斜めすぎるなんてことも
    押し切りか引き切りかで刃の付け方も考えると良いかもしれませんね

    目黒君は、研ぎすぎ・・・笑
    この調整が難しくて・・・・包丁によって番手も違うわけです

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