2014年6月14日土曜日

庖丁の鏡面

鏡面の最後の仕事は、艶出しと鏡面にする事でして

サンライトが無くなり、サンキョウのコンパウンドに店頭の品物が変更になっていて

どちらもそれ程変わらないだろうと購入したのですけど・・・・

庖丁に薄く塗ってリューターを回すと食いつくというか抵抗が有りまして・・・・

けっこう突然に飛ばされる・・・すべりが悪くて・・・・

まぁ~使い終わったらまたサンライトを探して買うか~ぐらいの気持ちでしたが

岡崎でそんな話をしたら・・・・岡崎のいせさんが送ってきてくれました・・・・


ついでに8丁味噌と一緒に・・・感謝感謝でございます。

光洋社のNEWサンライト ステンレス用・・・これのほうがソフトでして使いやすいようです・・・

高橋の庖丁なら180番ぐらいからしっかり耐水ペーパーでやってきて

最後は2000番ぐらいまでしっかりやらないといけないのですけど・・・

一気にやるとなかなか時間が掛かる・・・・

これは塗装と同じで手間を省くと仕上がりが良くないのと同じでして・・・・

800番ぐらいから色が変わり輝いてきます・・・1000番ぐらいから少し反射します・・・

庖丁を使いながら、包丁を研いでからやるようにすると良いと思います・・・・

このブログの影響で小型のリューターを買った方も多くなったような?

工具などを売ってる量販店で買えますけど、国産品はかなり安全性を考慮してまして

トルクが無いとか冷却が良くないとか・・・出来ればDREMELなどの方が

値段も変わらず、モーターの冷却ファンが強力なので良いかもしれません・・・・

ナゼ?サンライトが良いとか言う理由は庖丁に軽く周るので熱を与えないからで

サンキョウが悪いわけではないのですが比べると抵抗が強く、磨かれるのですけど

その分、熱を与えてしまい庖丁に良くない・・・庖丁を触って指が熱くて触れないまで

やってはダメ・・・場所を少しづつ変えて休みながら磨くと良いと思います。

リューターの回転数は高速回転でやってください。回転が遅いとムラが出るようです。

バフも出来れば柔らかめの物を使用すると良いかもしれません・・・

結構数を使うので、自分は歯科技工士が使う固めのバフを貰ったので

使っていますけど、ちょっと硬いかな?って気がします。

本焼きやカスミの庖丁などの場合、全部磨いてからしのぎから上の平と裏隙を

磨くと良いと思います。そのときは天然砥石など曇り系の砥石で曇らせて

刃紋がくっきり出るようにすると綺麗だと思います・・・

後ですね・・・鏡面にするときったものが張り付くからダメとか言う人が

居るようですけど・・・・まな板も庖丁も乾いたまま使う人? なんだと思います・・・

この間も、鏡面にする前に裏隙に小さな魚の鱗がへばりついてる出刃が・・・

最初から庖丁を少し濡れていれば簡単に落ちていたものを・・・とかね?

出刃を研いでから磨いて、柄を漂白して・・・・出来上がり!



あ!それとですね・・・・耐水ペーパーをかける時は指を切らないでね・・・

木の板に置いて、刃を木に密着させて磨けば切れませんから・・・・ね!

刃先は砥石で綺麗になるので耐水ペーパーで磨かなくて良いのですから・・・


2 件のコメント:

  1. 此処だけの話

    ミニター
    軸付ゴム砥石(研削用)

    縦周りの水研機が有れば、シャフト及びバフの径の合う物を使えば

    作業能率が上がります。但し(熱)に注意して下さい。

    オールステン和式鍛造牛刀が出来ました。
    売り先募集中です。
    限定2本

    寸法270ミリ、現在希望小売価格¥75600円(値下げ交渉有り)

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    1. 自分の庖丁だけならリューターで十分だし・・・
      立て回りの水研ぎ機?置く場所が無いですよ・・・

      オールステンって柄の部分も?

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