2014年6月3日火曜日

正本の出刃を磨きました

やりだすと終わるまでやってしまうって有りませんか?

庖丁研ぎってそういう人は多いと思うのですが?

昨日は、耐水ペーパーからバフまでやって・・・

荒砥で庖丁を立て気味にして?

これってどうだろう? 出刃のしのぎまでの面で研ぐと結構刃が薄くないかな?

45度以上起こして研いでいるのですが、刃先の部分だけですけど・・・

これでもザクッて切れるんですよ? しのぎまでの面であわせて研ぐと

次に来ると結構刃がボロボロで・・・研いで~って?

なのでこの研ぎ方で使ってもらいます・・・

鏡面から、かすみの庖丁だし料理教室は和食なので天然砥石で仕上げて

見ました。


よくね?鏡面にすると庖丁にへばりつくよ・・・って?

ですが?まな板も布巾で濡らす事で肉や魚の水分などで匂いを浸み込ませない・・・

庖丁も切る前には濡らす事で張り付かせない・・・

まぁ?切腹の介錯で刀を水で濡らして・・・・後で血をぬぐいやすく?

それに近いかな?乾いたまま使う料理人は居ないでしょう?

そうすると鏡面でも張り付かないわけですよ・・・・

出刃の裏隙に魚の小さな鱗が張り付いていたまま・・・なんてのも

ちゃんと濡らして使えばすぐ落ちる・・・かすかに濡れていれば良いのだと

思います・・・・

やっと終わり・・・柄が汚れてる・・・・・気になるな・・・

コップに漂白剤を入れて水で薄めて・・・暫くおいて

きれいになりました。

どう?きれいになったでしょう?

耐水ペーパーで磨いているときはなかなか光らなくて・・・硬いイメージでしたが・・・

砥石で研ぐにはさくさく研げて・・・やっぱりハガネは楽だな~!

今度は錆びつかせないで欲しい・・・・・錆取りからだと滅入る・・・・

2 件のコメント:

  1. これってどうだろう? 出刃のしのぎまでの面で研ぐと結構刃が薄くないかな?

    相当薄いと思います。裏透きの凹みが相当深いと思います
    定規を当てれば判ります。裏の凹みと、対象に、切れ刃の凸を

    合わせると凹凸無く平に成る、これが理想です

    最後の仕上げ、切っ先の蛤は薄く、刃元に行くほど、蛤をきつく(鈍角)にすれば

    欠けにくい刃に成りますよ

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  2. やっぱり・・・そうでしたか! それほど薄くしなくても鈍角でも切れるもんね・・・

    牛刀などは普通にはまぐり型?ハマグリとよべないから・・ですけど・・・

    出刃もかわいそうですよね・・・硬いものを斬れると思われて、何でも力づくで

    ギロチン切りですから・・・刃を動かせよ・・・と叫びたい~

    職人さんの真似をしてパンと叩き切り・・・職人さんは庖丁の刃を入れる目を
    知っているからできる技・・・それでも刃を動かしてるのですが
    素人さんはそれを知らずに真似をして刃が欠ける・・・・
    鯛のかぶと割など良い例です・・・と思います?

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