硬い刃になります。
熱する事が焼入れではなくて、冷ます事で焼きが入る・・・これで焼き入れ!
日本刀も、庖丁も温度を上げて下げて刃物に・・・
本焼き庖丁の定義?分類は一つの炭素鋼を焼いて水で冷やして硬くする。
冷やす液体が油でも、その仲間になるのだそうですよ・・・
関西の土置きと関東の土置きは、関西が波型? それが日本中ほとんどですが
関東の名人の土置きはシノギより上に一直線に置いてあったり?
どちらも土置きしたところが薄く塗ったところより、水に入れた時の温度変化で
焼入れが甘くなる・・・冷え方が遅くなると硬くならないので粘りがでるのか?
ならば?土を置かずにしのぎより上がゆっくり冷めれば良いのかも?
そう考えて何度も試して出来た?または焼き戻しで出来たのか?
高橋のオヤジさんの本焼きは最後の方は土置きをしないで本焼きも作ってありました。
同じ考えで日本刀も昔は造られていたのか、杉田善明さん・・・独特の刃紋を出すために・・・
粘土を置かず、何度も折り返し千の層にして?
目指す重花丁子に! 現代の見本の重花丁子
300年前の古釘に玉ハガネを少し混ぜて・・・
そんな話からやはり江戸時代の鉄から降ろし金製法で鍛錬し折り返して造って貰った
庖丁、ただし日本刀のように層が判らなくなるまで折り返せずに墨流しぐらいで止め
積層の刃物に・・・これを土置きせず焼いたのがこれ!
たぶん?折り返し鍛錬で少ない炭素量と多い炭素量の所が炭素の火の中で
微妙な変化?浸炭?なんなんでしょうね?とても重花丁子などと呼べませんが?
なんとなく?個人的にはですが?面白い白い部分が現れて・・・
なので本焼き・・・人工的に刃紋を作らずとも・・・全鋼ならこれで本焼きの仲間!
ですがこれは折り返し鍛錬した地金にハガネを合わせた霞庖丁ですから
水で冷やしても本焼きでは有りません。
炭素鋼を焼いて冷やすと刃物に・・・ステンレスに火造り、浸炭させれば焼きが入り刃物になる。
これが高橋のオヤジさんの考え! これが大変で・・・店を潰しそうになった・・・
今ではステンレスに炭素が入った鋼材があるので便利になったよ~ですが・・・
これがまだまだで・・・ステンレスのクロムが炭素よりツブが大きくて焼入れしても強いところと
弱いところが出来てしまう・・・・これではダメ!叩いて潰してクロムを小さく潰す・・・だそうです。
こうやると初めて焼入れで良い刃物が出来る。
鋼材屋は焼入れを水とか使わずゆっくり冷ますだけでも焼入れが入る鋼材を作る・・・
それに硬質モリブデン、バナジウムを入れて鍛造したのが高橋では光印
それを焼いた後にドライアイスに入れてさらに硬くしたり、安定させるための
作業をしたのが特上光・・・
鉄板を切る刃物の鋼材がダイス鋼・・・これを協力鍛造をして空冷で出来たのが極上光・・・
空冷で焼きが入るのにこれを水で冷却して焼きいれたのが本焼き極上光・・・
このダイス鋼が厄介で・・・空冷で焼きが入りますが水でやるともっと良くなる・・・
ですが水で冷やしてそのままではバリバリに割れる・・・粉々に・・・・
そうしないためにオヤジさんの知恵が・・・ここには書けませんが・・・ごめんね~秘密なのよ!
安いステンレスの庖丁は焼きがあまいなど庖丁としてはダメ・・・・このようなステンレス庖丁しか
知らないと、ステンレス庖丁などダメと言う訳ですね?
良いステンレスの刃物鋼は材料が高い・・・なら安い鉄のハガネのほうが作りやすいし
儲かる!良いハガネを脱炭しないように反らないように・・・造れば儲かるって訳もあるのかな?
いつまでもハガネの方が良いなんて思ってる方・・・時代遅れだよ・・・仕事に使うなら余計にね?
刃紋をお客に見せてすげ~だろ?とかなら・・・・また敵を作る発言になってしまう・・・
焼入れの事少し伝わったかな? 焼いて冷やす・・・これが焼入れですよ・・・
水で急冷でも、空冷でゆっくり冷ます事でも焼入れが出来る鋼材もある・・・
お疲れ様です
返信削除沖芝正國やら、親父様渾身の古鉄やら、ダイヤモンドハイハード等々クレソンさん
羨ましい限りです。
現場、現場で、はたまた人それぞれで扱える道具も違いますが
同じ材質でも手の加え方で変わってくるものだなぁ~と思います。
高橋の鍛造ステンレス包丁と、その他色々在りますが原点と視点があ違うかなぁ??
改めて伝承されないワザ・・・・・勿体無い
kazu
同じ材料でも作り方、焼入れの仕方で同じも物にならないのは
削除料理でも他の仕事でも違ってくるのでしょうね?
光友は、道具としての庖丁を極めて来ましたが、
それまでには、昔ながらの造り方なども勉強したり、研究をしたり・・・
古鉄もダイアモンドハイハードも暇になったら造ろうと保存していたもので
震災で暇にならねければ作らなかったので・・・たまたまですよ