高炭素の刃物鋼を作るのに炭素の火(炭やコークス)の燃える中で熱して鍛錬して
浸炭をさせる・・・なので電気や石油などの火では脱炭してしてしまい刃物としては・・・ダメ
メーカーから高炭素の鉄があるから、昔より楽に刃物ができるんだそうだ・・・
この炭素も錆をよぶのかな? 日本刀などは炭素量0.7~0.9%ぐらいなのだそうですよ。
高橋の親父さんが昔から言ってるのは鉄の内部の組織を均一にするために
鍛造に拘っていた。焼入れまでの前の工程をしっかりやる事で鉄の内部の組織を
原子レベルから均一に並べる事・・・・これが大事なんだって・・・・普通では理解できないよね?
刃物は、切るために炭素量を増やして出来上がりますが・・・
千年の釘は、炭素を減らして錆びないように造る・・・海の中に入れたり、土の中に入れたり
して錆を出し切ったりといろいろ試してみたり、削り落としてからまた固めて鍛錬して
なるべく純鉄にする事で低炭素の鉄を目指した白鷹さん・・・
ですがね! 昔の日本鋼管、JFEが作ってくれてるんだって・・・炭素量0.1%の
不純物の少ない純鉄に近いものをね!
SLCM1990って鉄を開発してくれたんだそうですよ・・・
純鉄だと柔らかくて釘の役目が出来ないから若干の炭素量と折り返し鍛造で強度をだして
木に打ち込めれるようにする、節目にあたると釘が避けて回り込んで木を割らないように・・・
こんな事、前に書きましたが・・・半分信じてなかったのですが・・・
そんな画像が有りました。
愛媛県の宮原金物店さんのHPで・・・・http://wakugi2012.jimdo.com/
本当だったんですね~素晴らしい~!
苦労して作った古代釘もJFEのおかげで・・・でっかい古代釘が5500円で~!
一本欲しいとか思うのは・・・俺だけかな?笑
高橋のオヤジさんの言っていた事が、説明してくれてるHPも見つけましたよ~!
http://blog.goo.ne.jp/ice-k_2011/e/f3374208008128384ffc186ce27c4460
この方の説明が、このブログより全然解かり易く説明をしてくれています。
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