道具を見ればどんな仕事をするか分かってしまう・・・
これは職人の世界では当たり前で、高橋の親父さんと始めて話をしたときより
自分が15年使ってる光のぺティーを見せてからの対応が変った・・・
それからは、親父さんから話し掛けてくるようになり、
工場にも入れてくれるようになった。
何十年も通ってきても入れてもらえないお客さんが居て
不思議がっていたものです。
長年使っているので砥石だけで鏡面のようになっていたぺティーです。
これだけで親父さんと通じ合うようになったように思えます。
それからはおまえさんに造ったから使って見ろとかね・・・
古くからのお客にやきもちもいわれましたよ・・・
磨いてピカピカしてるだけの庖丁もダメ・・・
よく使い込んだ道具、料理人では庖丁が代表かな?
庖丁が「俺に斬らせろと!」と待っているような?
このビデオ・・・職人の仕事を良く語っていてくれてると思います!
そんなに使い込んでもらえると道具も喜びますね!
返信削除そうなれるように頑張ります。
この棟梁の若い大工の育て方や材木の使い方、自分達料理人にも通じると
削除思います。良い食材だけを集めて作るより、使い辛い食材を考えて使う・・・
津和野のみやけの先代も地元の何処の畑の野菜だとか山だとかあの川の支流の魚だとか全てを知って使い切る・・・・
そんなこともみやけさんの奥深さもおそれいっています。
道具を体の一部にする・・・これも難しいです。