2012年5月10日木曜日

XO醤

今週の週末の予約は、肉なしで予算も少ないので頭を使います
洋食屋ですが、普通の料理を出してもつまらない・・・


最近は刺身用のサーモンも普通に流通してるので一品はサーモン
しかし食べたことがあるソースではなくて・・・
そうだ?XO醤とあわせてみたら面白いかも?
久しぶりにXO醤を作りました
豚とハムでダシをとり、煮詰めて・・・
本当は金華ハムを使うのですが近所に売ってないし金華ハムは少しくせが有るので

やっと出来上がり味見・・・
うまいんですよこれが・・・・
ボウルに移して冷却
鍋に残ったXO醤にレタスを入れて炒め味見・・・
これがまた美味い~
XO醤が冷めたら刺身用のサーモンを包丁で
叩いて混ぜて
型に詰めて抜いて白髪ネギをのせて出来上がり
見た目は洋食ですがXO醤と混ぜたので中華か?サーモンのタルタル中華風出来上がり
前菜はこれでいいかな?これにボイルしたエビか甘エビも混ぜると良いかも・・・

今日、メールで岐阜の中学生が修学旅行で東京にくるんだそうです。河童橋の料理道具街
に行きたいんだそうです。(笑) 将来は決まりですか?

今日の昼間に包丁が欲しい友人を連れて高橋刃物へ・・・
よそには無い小料理包丁って物を購入。自宅に帰り、斬ってみたら感動・・・
もう一本欲しいって?(笑) どうも一本使うともう一本欲しくなるのか・・・・・・・・・・・・・

今日もマニア?逗子にお住まいの若いご夫婦が・・・旦那さんの方が刃物好き?
奥さんの使う包丁は御自分で砥ぐのだそうです。
焼入れも終わり、放置されていた本焼きの刺身包丁を以前売らないのは勿体ないから
俺が磨くから売ろうよ~と話をしていたあの包丁をお買い上げ。
20時間以上掛けて鏡面にしてから天然砥石で内曇仕様にしたもの
6月で閉店予定なのですごい数のバックオーダーが入っていて高橋では磨いてる時間がないので
スクラップになりそうだったもの・・・
売って従業員のお茶菓子にしたらって考えだったのですがオヤジ様はそこまでやった包丁だから
俺に気兼ねしてそれなりのお値段に・・・
10万ぐらいの1割引で・・・気兼ねしないで安く出しちゃいなよと言ったら2割引に・・・笑
これで予算が余ったのか?奥様ように一本。
後、2本手つかずの同じものが・・・4本のうちあっという間に2本売れてしまい
明日から残りを磨かないとね・・・

牛刀で自分が持ってるインド鹿の枝が付いてる包丁の作りかけが2本出てきました。
一本は焼入れも終わってるものと鍛造をして真っ黒いままのものが出てきたんです。
ひとつは型鋼か?もう一つはD15っていう炭素量1.2~1.5ぐらいの物
さて閉店までに出来上がるかな?

4 件のコメント:

  1. 一旦切れる包丁を手にすると
    切れない包丁には戻れませんよねー(笑

    試し切りに足を運び 喜んで買って使ってもらって
    オヤジさんもクレソンさんもさぞ嬉しかったことでしょう(笑

    時間をかけて磨いた刺身包丁も売れ、残り2本!
    頑張って磨いてください。

    返信削除
  2. 一般の人でも本焼きって憧れなのか?
    興味がある人が多いんですね…
    親父さんたちの退職金の手伝いをしないと~(笑)

    本当は龍神丸さんが磨いたほうが完璧なんですが…
    頑張りますよ~

    返信削除
  3. 昨日は該博な知識を交え
    家内とも工場内を親しくご案内いただき
    有難うございました。
    おかげさま"退●金"にもささやかながら貢献できたならば
    幸いですw

    本邦の鍛造刃物技術の結晶である「本焼」は
    鍛冶各位の技量や美意識を如何なく映して
    "鋼工藝"としての見応えが格別ですね。

    高橋社長はじめ製作所の方々との交流では
    刻々呼吸するハガネにどれだけ寄り添い
    ポテンシャルを引き出してやれるか…
    つくり手だけが話す言葉に接し
    "ハガネの息吹き"に触れたおもいです。

    高橋一門 昭和四十二-四十五年鍛造
    本阿弥クレソン氏研磨
    紀念すべきコラボ作..
    神鏡のごと冴え輝く黄紙本焼の鏡面に映るものを
    しばし見定めてみたいとおもいます。

    返信削除
  4. 昨日は御買い上げ有難うございます。
    黄紙本焼きは、ステンレスで良い包丁が出来るようになった頃の
    作品なんだそうですよ。いろんな鋼材を試していた時期で日立金属や
    愛知製鋼やらドイツの鋼材まで…
    すごい数の鋼材を試しては捨てて…
    ステンレスで良いものが出来るようになって、うまく出来上がってた
    他の包丁は売らずに棚にしまっていた物です。
    4本出てきたものを曲りの無いものから磨いたので購入された包丁は
    残りの2本より素直だと思います。
    親父さんのこだわりで最後まで使えるように焼入れ時の土が
    少ないので波紋を楽しむ観る包丁ではなく使う包丁に出来ているそうです。
    親父さんの頭の中の考えはなかなか面白いですよ

    返信削除