2012年5月28日月曜日

高橋刃物製作所の刻印

刻印の彫師のお孫さん・・・
これって年代物の高橋刃物製作所の刻印なんだけど今の刻印と違ってまるで包丁に
一つづつ彫ったような刻印なのですが?ひょっとしてお爺様が作った刻印かも?
すっかり忘れていた・・・辛い時代だったので観ることもなく引き出しにしまっておいた
ペティーの残骸なのですが・・・刻印の話でそういえば古い物が有ったな?
何処の包丁だかも忘れていたのが高橋刃物製作所の包丁でした。
5年ぐらい前までは高橋刃物製作所なんて包丁に書いてないからず~と光友って包丁?
ぐらいしかなくてその後にも他所の包丁を数本使っていたのでこれが高橋の包丁だったなんて
完全に忘れていました。刻印の話が出てこなかったら忘れていましたね????
最近購入の包丁と刻印の違いが有ります。
実は、コックになって初めて買ったペティーなのですが半住み込みで給料が一日
200円の時から貯めて一年目ぐらいに買った物なんです。切れるし良かったのですが
毎日、叩かれるは怒鳴られるは辛い修行時代に共に生きたペティーの残骸です。
先輩が勝手に使い落として折れたものです。
思い出のペティーなので机の中にホっぽって有ったもの・・・
今の刻印と違って味が有るんですよ…多分?当時高橋刃物がステンレスで
ちゃんとした刃物が出来るようになった時期の頃なので
お爺様が作った刻印ならこれを削ってペンダントにしてプレゼントしますよ。

その後、店を初めてから買ったペティーは一人だけの弟子が欲しいっていうので
記念にプレゼントしてしまったのでこの刻印はもうありません。
この頃の金属が工場で少しだけ見つかって2本作って一本は、オヤジ様と研究して
この金属を作った元愛知製鋼の人に記念で贈り、最後の一本はオヤジ様が思い出に
一本持っていました。
たかがステンレスなのですが、崖っ淵の店を立て直した物なんです。
オヤジ様にも俺にも思い出の金属です。
根元の方に穴を開けて刻印の周りを削って包丁の形にするとか・・・
いつかやろうと考えていました。

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