2015年1月25日日曜日

両刃と片刃

両刃と片刃・・・・どっちが使いやすいとか良いとか悪いとか?

これもプロでも素人でもいろいろ意見の分かれるところ?

なのでどっちが良いとか悪いとかの話はなしで・・・・

それはどうしてかと言えば?

俺ら洋食のコックも両刃の牛刀でも微妙に両刃を均等には研ぎません

どちらかといえば7対3とか6対4とか・・・そのほうが使いやすいからと

切る品物の差? 和庖丁のようにしっかり握らなくても使えるからです。

和庖丁は片刃で柄は丸い・・・六角とか楕円とかありますが

片刃だからこそきれいに揃えて切れる理由も有りますが、片刃ゆえ

切り口が内側に入り込む・・・・これを抑える為にしっかり握って引いて切る

寿司屋さんなどは、最後に庖丁の角度を変えて(起こして)切って

握ったときの形をきれいにする為の切り方をするので柄も微妙に

変えれる柄が良いのでしょうね?

ただ切るなら洋庖丁の柄の方が楽だと思います・・・

商品にする為の理由なども有って包丁の形も柄の形も変わってくるのだと

思います。

日本だけですよ・・・こんなに種類がある庖丁って・・・

日本刀の場合も戦い方で変わってきて?

反りの強い日本刀も馬に乗って片手で振り回せる細身から

武士って職業から両手で持って強い力が入るように太くなり?

剣道とかが始まり、いろんな技が増えて伝わり突きって技が始まり

斬るだけでなく突くという理由から反りが少なくなって・・・・?

日本刀では古刀が高いけど、新刀、新々刀と造り方や波紋とかの

評価でいろんな意見もあるのでしょう? 形や厚みや長さに重さも

時代の変化で変わってきたり、道具としての機能より美しさや

精神的な価値に・・・・

なので仕事の道具としての庖丁なので機能性だけを考えればいいものを?

どうしても日本人は精神的な美しさを求めてしまう?

本焼きの庖丁の良さって、あの造り方で出来る軽さも有ると思うんですよね?

軽く造るために、霞では重くなる?長くなれば長くなるほど形が変わらない

ように重くなる・・・

本焼きは薄く造れるぶん、難しくなるけど軽く出来る・・・・

元は美しさから造った訳でもないと思うのですよ?

理由は軽く形が変わらずに・・・美しさは後の問題ではないかな?

堺の本焼きは波紋がきれいな模様

関東の名人の本焼きは直線的な土置きなので直線的な綺麗・・・

ですが・・・日本人は日本刀のイメージから堺の本焼きが好き!

同じひとつのハガネから造る牛刀など波紋が無いから・・・・ね?

ひとつの鋼から造る本焼きって定義

牛刀など洋庖丁はみんなそうだよ・・・あれを水でやれば?

いちよう本焼きだろ?って笑って冗談を言うことが親父さん有ったな?






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