こちらは、白鷹さんが鍛えた折り返し鍛造で造った刺身庖丁の画像が
有ります。極軟材とは鉄の不純物と炭素を抜くことで錆びにくい鉄を
作る事と硬いハガネの引っ張りを抑えて衝撃もおさえたり、経年変化に
たえるようにしたものかな?
作った庖丁です。
何回も叩いて延ばして折り返し、何層にして強度も上げる
上の宮原金物店のHPの一番下の刺身庖丁の画像と同じようでしょ?
これにハガネを接合して出来上がり!
一般に売られている墨流しとかマダカスカルとかの庖丁とは
見た目が同じように薄い鋼材を17層に重ねて鋼材メーカーがプレスして
作ったものを鍛冶屋が叩いて似た様にしたものなのできれいだけど、
違うものに・・・・なので安く作れる。
日本刀などは、この折り返し鍛造を繰り返し、目には見えないほど
にして(百回ぐらい?) 砥石で研ぐと地が沸くとかなんともいえない
肌が出来るそうですよ。 古来からの日本刀の作り方を庖丁に
応用した物。高橋の親父さんも白鷹さんも見た目が判る回数に折り返し
た庖丁です。
日本刀のようにしたら折り返しが判らなくなるからね?
そんな理由で一般に売られているマダカスカルが悪い訳ではないけれど
外国の人にはうける商品でしょうか?
同じようで、マダカスカルの方は層が判る様に間にニッケルなどの
板をいれて何層にプレスしたものだから・・・多層材として売っている。
高級馬刺し肉に似せるために、安い肉に油を注入してサシが入った
ような馬刺し肉にしたような・・・・食べれば判る・・・・
これって地鉄を折り返して作ってる模様なんですか・・・勉強になります。 気に入って使っている越前の藤下新次さんの鍛造包丁がそうなっていて唸りました。 青二の薄刃でたった6500円、柄はプラ鍔がついている完全に日用品でしたが。 探せば安くて良い包丁ってありますね。
返信削除29831さんコメントありがとうございます。
削除地鉄を折り返し模様が見えなくなるほど折り返す仕事をする日本刀の
やり方で回数を減らして模様が残ってるぐらいで終わるとこうなります。
本当に折り返し鍛造でやるとたぶん?0の数がひとつ足りないか?
それ以上の作業賃が発生するので売り値は・・・・
こんな作業は大昔の仕事なので商売になりません・・・
一般的には6500で見た目が良くて切れれば良いと思いますよ!
そうですよね。
返信削除折り返し鍛造として売ってるものだと0一個増やして2倍にしたくらいなのが普通なんですが、わざわざ積層地鉄まで使ってプラ鍔もないだろう・・・その積層はよくある積層ではなくよくみたら積層?という感じ目立たないものでもしかしたら・・・・と思ったもので。。。 たしかに値段的にないですよね。 越前ガニでも食べに行くついで武生に行って聞いてみます。
コメントありがとうございます!
削除せっかく良い庖丁を持っているのだから、庖丁持参で越前かに買いに行って
自分でさばく! 能登まで行って宿泊代の差額で切り出し七輪も買うとか