2014年7月31日木曜日

あじきり庖丁ー極上あじ切り庖丁

洋食屋では、アジのフライを作る時に使うくらい・・・

たまに友達やお客さんが大漁だった時に30匹ぐらい届けられます・・・

出刃でも良いけど、軽いほうが小さな魚は楽・・・極上の出刃を必要としないし・・・

高かったから、アジきり庖丁なら買える値段だったし・・・それでも安くなかったのですけど

これから板前になる青年の相談で・・・もっと安い庖丁でも良いのですけど

高橋が店を閉めたら買うことも出来なくなるので、足りない分は出世払いで・・・

尺の柳と薄刃庖丁を・・・薄刃庖丁などしっかり重くてがっしりしてる物で・・・

当時の腕には勿体無い・・・

あれから、数年経ち久しぶりに顔を出してきました・・・

いろいろ人生の試練も有ったようですが・・・良い包丁を紹介してもらったのに・・・

恥ずかしくて顔を出せない・・・・とか? 途中、話は聞いていたのですけど

やっとまともな店で働いているそうです・・・

出刃の話で、アジきりが欲しいんだとか・・・そんな話から、持ってるアジきりを

試してみる?・・・アジの身の話から産地の話などをして・・・

アジきりの試しきり・・・魚屋へ走って・・・笑

水を使わないでおろすやり方を教えたりして・・・

鯵って水で洗うと軽い油なんで流れてしまうし、水っぽくなるので・・・

こんなやり方を・・・内臓に包丁が触らないように・・・

頭は切らない・・・切ると血が付くから・・・

高橋の極上あじきりは薄くて軽くて錆び難い・・・・これが便利なんですよ・・・

べつにペティーでも出来るのですけどね・・・

やっぱり・・・まだまだ錆びる包丁で修行したほうが良いね~?なんて思うような?

使った包丁は直ぐに洗えよ・・・・とか・・・うるさい事を言いたいけど・・・笑

直ぐに洗う事が身につく前に極上じゃぁ・・・錆び難いから・・・

それでも直ぐに洗う事を身につかないと・・・・庖丁に魚の身のカスや小さな鱗が

へばりつくと落ちにくくなるのに・・・・・・・

おろした後、どうせナメロウにするから、少しづつ柳の練習のつもりできってみな~!

俺など素人には最後の刺身の切り方・・・綺麗に飾る為の切り方が出来ません・・・

なので少しづつ、何匹も使ってやらしてみる・・・笑

魚の右と左・・・板前なら魚の大きさと左右を一瞬で決めて切り出しますが・・・

まだ、板場に入れない若い衆には、これが難しいみたい・・・・だよね?

上手くできると、今度は裏から切らせたり、左右違う形なんだけど盛り付けを

同じに見せる・・・こんな事を考えさせないといつまでも板場に入れないぞ・・・

どうせ、ナメロウにするんだからとりあえず切って自分で考えろ・・・的な?笑

ただ魚を斜めに切って刺身など商品になりません・・・・

どう切るかで見た目が違うので・・・まぁ~頑張れ~ですけど・・・

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