2014年7月13日日曜日

炭素量の少ない43の庖丁

ハガネの庖丁は、炭素量で硬さが上がります。

なので1%以上の庖丁なら手で打って焼入れが巧くできれば

良い包丁になるのだそうです・・・

ステンレス系の包丁は、炭素量が多くてもそれ以外のクロムなどの粒などが

炭素より大きくて、ソレが切れ味に悪影響があるのだそうで切れ味が悪いという話

なのだそうです・・・

そこで強力鍛造でクロムなどの粒を叩き潰してきれいに並べると炭素鋼と

同じように斬れるはず・・・この考えが親父さんの考えでして

0.8ぐらいの炭素量のハガネと0.43%のステンレス鋼が同じように斬れるはずが無い・・?

炭素以外のクロムなどを潰して炭素化させるのか?他の物質で炭素と同等かぐらいの

成分を混ぜる事で硬い合金にする事で、元の0.43%の炭素量より多くの硬い庖丁に

造り上げてしまったという理由だそうです・・・

43の材料で普通に切れる庖丁になったのも、今までのステンレス系の材料から

斬れる庖丁を造り上げた歴史からなのでしょうね?その他の金属で凍った肉を切っても

刃が欠けない・・・欠け難い? 

これなども合金であるからと炭素と同じくらいの細かさに鍛造した為に大きく欠けないで

細かく欠ける・・・

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