2013年7月14日日曜日

高橋の極上は青紙スーパーに近い?

青紙2号はタングステンが入っていてスーパーは入っていない・・・

スーパーは炭素量1.48?ぐらいだったか?モリブデンを少なくしてバナジゥームなんかが

入っていてと記憶が・・・極上は愛知製鋼のD15.炭素量1.5ですからほとんど青紙スーパーと

変わらない・・・モリブデンも同じくらいか?それより多いかぐらいでして・・・焼入れの温度管理が

難しいというか幅が狭いとか親父さんが言っていたな・・・?

なので錆びるよ・・・って言ってましたが、青紙の2号かスーパーかわかりませんが?

日立のは錆が変な色になるので親父さんは嫌いとか?

強力鍛造をしなくても良い位の金属ですが鍛造に拘り、金属を詰めて硬くして

焼き戻しで包丁に合う柔らかさに戻す・・・そんな訳でビッカーズ硬度は低く出ます

多分ですがほとんどが60ぐらいまで粘りがあるほどに・・・これが高橋の極上のミソ?

これを始めて砥ぐ、砥ぎ屋さんはなんだこれ?という感じなんだと思います。

硬ければ欠ける・・・・これは良くない・・・世間では硬ければ良いって少し間違った考えが

有りますが、日本刀も硬度はビッカーズテストでは60ぐらいかそれ以下・・・・

親父さんの極上初期は65とか68とか異常に硬いのを造ったのですが、使い手が折ったり

欠けたりでして・・・商品化したものは60から63ぐらいに・・・だったと思います。

まぁ~最近使い始めた人はなんだこれ?と感じる人なら感覚がすばらしい人かも?

なんでこんな話か?といいますと・・・・ブログの検索でまだまだ出てくるんですよ・・・・・

ハガネ・・・・ステン系でも炭素が入っていて焼入れをするとハガネです・・・・

車の部品でも結構ハガネを使います。車の足回りのアーム類などにも・・・・

トヨタの車にも使われていますよD15がね・・・


今晩はそんな話です。 メールで返すのも、この手のメールが多いので書いてみました。

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