うちの店の生姜焼きのは、そのまま舐めると不味い・・・
それには、理由があります・・・焼けたフライパンにたれを入れて蒸発して濃くなるから
でして、出来上がりの味に合うように調節してるのでそのままでは不味い・・・笑
肉を焼いてたれを入れて出来上がりのような簡単な料理ですが・・・
うちの生姜焼きは、作るのにコツがいります・・・
肉でも魚でも焼きすぎや煮過ぎは不味い・・・こんなことも前々から書いていますが
肉のたんぱく質は、熱過ぎるフライパンに入れると硬くなる・・・火傷と同じ・・・
低すぎれば肉汁が出てしまい不味くなる・・・肉を焼くには焼き色も必要・・・
これが無いと不味そうだから・・・さてこれを上手に作るのは小麦粉を肉につけて
から温度少し低いぞ?ぐらいから火を強くしながら肉を動かして肉に付いた粉を
焼く。肉に付いた粉が焼き色が付いたら裏返し、まだ肉が焼きあがってないぞ?
ぐらいでたれを入れる・・・肉を動かしながらたれが蒸発しながら粉と混ざって
とろみがつきます。肉はこの作業で火が入るので大丈夫なわけです。
たれを入れる事で肉は100度以上になりませんから火傷をした肉にならない訳
ここで必要なのは火加減と理屈・・・なのでタレはそのままでは不味いわけです。
小麦粉で少ないルーを作る作業のようなもの。
フライパンの熱と火の具合・・・考えて数をこなせば出来るようになります。
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