2016年12月15日木曜日

高橋刃物で買った鉈を手入れした。


ソース作りと角煮の仕込みで休日が終わりました。

明日の為の支度も終わり、煮終わるのを待つだけでは

勿体ない・・・近所の年末恒例の餅つきに突き立てを

持ってきてくれるので、薪割りように片手斧と鉈を研いで

貸し出します。青紙の割り込みは扱いが難しいので

斧と剣鉈を研いで渡します。枝打ち用の割り込み鉈は

凄く切れるのですけど、こじられると刃が折れたりするので

貸せません!

同じ両刃ですが、研ぎ方が仕上げで違います。

割り込みは、地鉄と鋼の境が出るように最後は天然砥石で

仕上げますが、この方がカッコイイから・・・笑。

なので使わなくてもOKなんです。

剣鉈は、皆さんもご存じの高橋の光で使う

ステンレス鋼の9Aぐらいだと思います。

こちらも分厚い板ですが粘りも有るので誰が使っても

刃がかけるような事も無いと思います。

短めの剣鉈で、普通は長く先が細く作り狩猟に使う

止め!用ですが高橋の人達は殺す目的の刃物を嫌い

作らなかったので先が尖ってなくて少し丸みがあります。

殺した獲物を食の為に料理する刃物なのでせいぜい獲物の皮を

剥くぐらいの剣鉈でしょうか?森の中に入るときの藪を切り開くためとか

邪魔な枝を掃うとかに使うのかな?

なのでナイフでもない・・・重いですよ。

アメリカ軍もベトナム戦争の時に使っていたマチェットも

日本軍が東南アジアに行ってる時にジャングルに入り込むときに

軍刀や銃剣ではなくて普通の鉈を持って行ったそうで

それの影響でマチェットを使ったそうです。日本の鉈も森の中で

邪魔な枝を払ったり、林業の人が枝打ちに使ったりする道具・・・

木を倒したり、薪割りは斧です。 今では斧と鉈の違いも普通は

分からないですよね?庭の木ぐらいならノコギリで十分ですから・・・

畑を耕すクワも土地に勾配や土の硬さで形が違うように

鉈も形が違います。刃が真っ直ぐな鉈やカーブして枝を切りやすくした

鉈や分厚く刃が短い鉈も有るし柄が曲がっていたり直線だったりして

所が変われば形も違います。

剣鉈は、猟師さんが獲物を止める為やクマが襲って来た時の最後の

武器になったり、枝で箸にしたりサバイバル的に使うナイフのような

刀のような?・・・なので男の子はどうしても剣鉈に目が行くでしょう?

刀はいろいろと規制が有りますが刀のような鉈は買えますから・・・

友達の中にも剣鉈を持っている人がいますが・・・使い道は無いと

思いますよ・・・うんと山の中なら良いけど?人里の近くでは

腰に吊るして歩いていてキャンプ用に持ってるでは捕まりますから・・・

普通の鉈も同じですけどね?どうしても使いたいなら林業に行くか

自分で山を買って私有地にするか?・・・日本は刃物もうるさいですから!

ハンターでも猟銃の資格を持って山の中に入ってもナイフなどの刃物は

長さなど規制が有って、15cmぐらいまで・・・そのくらい厳しいのです。


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