鍛造ハンマーから焼入れの窯まで試行錯誤して造り始め、牛刀から特殊な刃物まで
造って売り歩いて段々と評価され50数年やり抜いた兄弟達です。
数日前に70歳代のおかあさんが包丁の修理に来てました。
包丁の刃はしっかりしてるのですが柄のところがボロボロで修理するより
買ったほうが良いのですが、結婚して初めて包丁を買って大事に50年だそうです・・・
他にきれいな包丁も有るのですが、この包丁が可愛いのよ・・・だって・・・
刃物屋の刻印が打って有りましたが、兄弟達がこっそりこれうちで造った物だと・・・
俺のペティーの倍の年数を使ってるそうですから可愛いって感じ判ります・・・
柄がボロボロなのに捨てれないの・・・だってこれが一番切れるから・・・だと・・・
50年間、家族のために使われて来た包丁を最後に一郎さんがきれいに形を
削り直して渡しました。 お客さんも感激してました生まれ変わったようだと
これって凄いよね・・・50年ですよ・・・他所より高い包丁だとしても安いでしょ?
良い包丁造ったんだねと一郎さんに言うと 50年も前ではまだまだ恥ずかしい
包丁なのに申し訳ないよって・・・
最後には極上の本焼きまで行けたけど・・・一番の出来は娘ふたりだなって・・・
迷惑ばかりなかけたこんな親父なのにな・・・だってさ 笑
かっこいいだろ~こんな親父・・・
本当にお疲れ様でした。ですね。
返信削除もう開いていないのは寂しいですが、自分も駆け込みで買った包丁で良い料理を作っていきたいと思います。
高橋の親父様は格好いいですよね。鎌倉まで行って、岩を持ってきた話も聞き入ってしまいました。
クレソンさんのブログに、高橋の親父様の人柄の相乗効果で良い包丁なんだなぁと感じました。
あはは・・・あれですね・・・岩。
返信削除兄弟の人柄が良いんです・・・キット?
オヤジ様はトーマスエジソンかな? 人柄が?
検索すると同じ匂いがするような・・・・
クレソン様 今日高橋刃物様からDVDが送られてきました。
返信削除クレソン様のお取り計らいとのこと
驚きと嬉しさで感謝の言葉もありません。
早速拝見し、親父様のこともっと知りたくなりました。
DVDの最後の所、技術を進めるのは、知識ではなく”ひと”
工夫を惜しまないひとのはたらきなんですね。
無限の元気をいただいたように思えます。
初めましてクレソンです。
削除工業高校の先生とお聞きしております。
世の中の常識はソコまでと思えばソコまでの事しかできない
ほとんどの鍛冶屋がステンレスはハガネに勝てないという
常識を失敗に失敗を重ねて店が崖っぷちに立たされて
失敗作の山が出来て・・・やっと出来上がったステン系の
包丁なんですよ。これからの日本の為に生徒さんに伝えてくださいね