2013年2月15日金曜日

密かに観てるんだそうです

日本国の大使は、赴任先に料理人を連れて行きます。

 公邸で大使の朝ごはんと昼の弁当を作り、時に招待の夕食を作るのが仕事・・・

 実際には朝食だけで忙しい大使は夕食は外で・・・なので結構暇な仕事なんだそうです。

 時たま招待客に料理を作るので、洋食やフレンチの料理人がついて行くのですが

 ほとんど和食の朝食なので和食の料理人が良い様ですが・・・晩餐会等も有るので・・・

 そんなわけでも有りませんが・・・・目黒君には洋食以外もやらせています・・・

 料理人は、他の料理でヒントになったり知識が広がったりするので何でもおぼえた

 方が良いと思うのですが・・・

 毎週金曜日に来る目黒君ですが・・・・目黒君の奥さんも密かにブログを見てるようです。

 奥さんの実家の母上も見てるようで・・・・フライパンをなんで右手でやってはいけないの?

 って質問されたそうで・・・(笑) あたしは今まで右手で・・・だとさ・・・

 この答えを・・・・どう答えたら?・・・・躊躇しました・・・・

 ごはんを食べる時にどうしてるのよ?って?・・・意外な質問・・・・で・・・

 日本では、茶碗を渡す時もお盆に乗せて、受け取る方も両手で受け取る

 片方で箸を持って片手で受け取るのは品がないって・・・・

 食べてる最中でも箸を置いて両手で・・・・

 目上が食事中に話をしてきたら箸を置いて聞く・・・これが日本人・・・・・でした。(笑)

 こんなふうにしてる家庭は今はないでしょう?

 修行中は・・・そうだったんですよ・・・目上が食べ終わるとお茶を出し・・・

 最初は食べる時間がないくらいでして・・・

 うちで育った若い衆は可哀想なもんで、怒られどつかれ・・・育っていきました。

 今じゃ十分の一も厳しくなく目黒君に教えていますが・・・俺がじじぃになって来てるか

 時代なのか? 叱るのも疲れるし・・・笑

 動画で叱ってるところ見せれないもんね・・・・・

 うちの店では、手を切ったりしてませんが・・・・今週の目黒君の手は傷だらけ・・・・

 影で頑張ってるのか? 気を抜いてるのか?・・・・・少しずつ進歩してます・・・・

8 件のコメント:

  1. 初めまして、北海道のホテルで和食をしているものです、いつもブログを拝見させていただいております。残念ながらブログを知ったのが遅く、すでに高橋刃物さんが廃業された後にこのブログを見つけました、高橋さんでは購入できませんでしたが、東源正久さんで和式牛刀 特上光を買うことができました、研いだ感じ非常に硬い感じがいたしました、確かに切れ味鋭く他のステンレス系のものとは、違う感じがしました、これから色んな砥石に合わせて見たいと思っています!V金やスェーデン鋼、銀三など色んな素材がありますが、職人さんで出来の善し悪しが随分違うんですね!今更ながら感じました!クレソン様のブログ非常に勉強になります
    、これからも拝見させていただきます、突然のコメント失礼いたしました!

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  2. コメント有難うございます。
    鋼材に違いがあるように、作り手が違うとまた違いがあるようです。
    高橋の包丁は、強力鍛造でクロムを叩き潰して炭素と同じ大きさにする・・・
    切れ味にクロムが邪魔をするから叩くんだとオヤジ様が言っています。

    なので錆びますが、サビに強い・・・そして鏡面にすることでハガネの
    包丁もそうですが錆びにくくするのは包丁を使う人間次第ということなんだと
    思います。更に磨いた時の輝きの色が違うように感じています。
    ステン系の包丁をハガネのような包丁にすることに賭けた高橋兄弟の
    意地の作品だと思っています。

    容赦ないコメントをおくってください。

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  3. 目黒さん。
    横顔出ましたね!
    本当に熱心ですね。
    頑張って下さい。

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  4. 目黒君・・・印象違うので横顔だけ・・・(笑)

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  5. 特命全権大使でしたら もちろんクレソンさん希望!!
    小料理"特鋼光"ならご用意いたしますよ~w

    ..せめて出前をお願いいたしたく。。(^^)b


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    1. 命名大使?・・・頭が・・・理解不能・・・

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    2. クレソンさんを任地へお連れできたら
      その大使は毎日幸運だろうな..と。

      なにごとも修業には奥行きが求められるのですね。

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    3. そういうことでしたか・・・・
      大使は気にいると各国に・・・料理人も最後までついて行ったりします。
      なので良い人な大使だと長続き。何回も探す大使は?なんですよ。

      店を始める前にたまたまお話が外務省に勤めてる後輩から
      良い大使の人の料理人が高齢を理由にやめた時に話が
      あったのですが、店を始める事が決定していたのでお断りしました。
      勿体ない話だったんですよ・・・・

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