包丁砥ぎ・・・包丁の硬さや種類で砥ぎ方も変われば、使う人の切れ味の感覚も違います。
牛刀も厚口、中厚、薄口と厚みで切った感覚が違う、押し切りと引き切りでも研ぎ方で
変化しますよネ・・・同じ砥石でも力を入れた砥ぎと抜いて砥石で砥いでもらう・・・これが
だいぶ違う感じで刃が付きます。天然砥石では仕上げでも8000番ぐらいが最高で
12000番も3万番もないわけです・・・
最近ですが、シャプトンの12000番で仕上げると包丁の面に研ぎ傷がどうしても残ります
刃先だけこれでやれば良いのですが・・・
目黒君には12000番の砥石をあげて自分で砥いでこさせているのですが・・・
切れるのですが?なんか引っかかってるような斬れ味が見て分かるので
シャプトンの5000番仕上げで砥いであげるとうまく切っています・・・・
研磨力が強いのでゴシゴシやると包丁が減るので変形してしまわないように
12000番で少しずつやってもらっています。
力を抜いて5000番で仕上げると、こっちの方が斬れ味が恐ろしい切れ味に感じます。
これか?って事で・・・・最近は12000番の出番が減りました。
出刃は元々5000番仕上げで、それもかなり起して砥いでこの切れ味・・・
和食の皆さんには判ると思うのですが、ストンと切れていて途中で刃が止まってないことが
画像で判ります。歯と歯の間に包丁を入れればこんなふうに簡単に切れるので
腕より知識があれば切れるのですが・・・
ペティーも気持ちよく切れるのですがどうも?
それで5000番で仕上げて見たら、恐ろしく斬れる・・・エビの伸ばしでは切れすぎて
真っ二つになるところでした・・・・軽く刃を当てるだけぐらいで切れている・・・・
シャカシャカ音がしないように、軽く砥石に刃を砥いでもらうような感覚が良いみたい。
高橋の焼き入れは減っても最後まで使えるようにしてるようで、最初は焼きすぎのような?
2mm、4mmぐらい減ると丁度良いというか凄く切れます。普通は途中で焼入れが
出来てないような?甘くなるのですが・・・ココが高橋の特徴でもあります。
なので?最初は何かイマイチなのですが・・・5mmも減って来ると砥石の乗りも
違ってくるので砥ぎ方も変えていくといいと思えます。たぶん・・・・
そんな訳で、手に入った本焼き牛刀を試してみます。24cm本焼き極上薄口・・・・
本焼牛刀は中厚からだと思っていましたが・・・・長くないので薄口もあったんですね・・・
中厚300と薄口240が手に入ったので厚みの違いでどう感じるか面白そうです。
>"果物ナイフ" ..師事されていらっしゃる方と並びご紹介いただき恐縮…またお心遣い感謝です。
返信削除四男さん御用達・クレソンさん推奨“シャプトン=エンジ”にこそ答え有り!?。。
いまのところ油膜が浮くようなこともなく
おかげさま食材を引くのにふさわしい斬れ味に整ってくれます(素人談w)。
“クリーム”は仕事率の面でやや物足りないのと
砥石表面のコンディション保持が若干手間かもしれません。
在外大使館付料理長級のお味を堪能させて頂きながら
特殊鋼の魔術師鍛造、水・油・空プラス薄・中・厚…
各"極上談義"を近くまた拝聴いたしたく存じます。
ああああ・・・シャプトンはね・・・天然砥石も同じ山でも微妙に違うし
返信削除セラミックも時期によって変わってるのかな?
大使付きコックは、それほど技術要らないのよ・・・大人数の時は
その国のコックを呼んで指示できればOKなんだぜ?(笑)
あの有名な○国さんは大使の奥さんには不評でした。
昔はいい加減だったとか?
クレソンシェフから教わった英国料理の定番"マーマイト"..
返信削除付近の食料品店ではどこも扱いがなく
ようやく豪州製"ベジマイト"がみつかりました。
焼きたて天然酵母ライ麦パンを切り出し
チョコレート色のそれをナイフで塗り付け
いざ"VEGEMITE Lunch"!
英国ないし英連邦圏の基層文化を窺い知る
おかげさまユニークな体験になりました。
。。任地にシェフが随伴する制度もなるほど納得ですw
大使随伴コックはほとんど普通の和食を作ってるんですよ・・・
返信削除マーマイト・・・(笑)、お友達に毎年イギリスにレースを観に
行く人がいまして今度お土産に頼んであげます・・・
気温や風土で食べ物が違うんですよ・・・
罰ゲームに・・・