2016年5月3日火曜日

包丁仕事で疲れる人に

昔、柔道で大人に力負けして悔しくて悔しくて・・・

力に頼らないで負けないように古武道とか柔道では嘘でしょう?と

いう合気道を見学したり、少林寺の稽古を見たり・・・

62kgで120kgの黒帯を投げ飛ばす事ばかりを真剣に考えていた。

そんな事で一日中調理場に立って重労働でもヘこたりない体に・・・

目黒君にもそんな包丁の使い方では肩を壊すとか、重いフライパンの

持ち方を教えていたりしました。

武道をやっていた人には、直ぐに理解して貰えるのですが・・・

例えば・・・重い片手鍋やフライパンは辛いですが、コック達は

細い人でも大きなフライパンを使えれるようにいつかはなります。

10人前の炒め物で大きなフライパンを持つ時など、ただ力で使えば

一日はもっても次の日は疲れて仕事を逃げたくなります・・・

簡単に言うと体の一部だけしか使わないからで、武道では体の使い方が

出来ていない!っとか言われてしまいます。

包丁仕事でもフライパンでも肩に力が入ると肩ばかり負担が掛かるので

肩の力を抜きなさい!と言います。ですがどうするか判らないでしょう?

そんな時は、フライパンを持つ前に柄の下で手の平を下にします。

それから手の平を回して柄を持ちます。まずは肩が落ちれば正解。

肩が落ちることで背中や体全体に力が分散するから、

そして脇が閉まるから片手なのに重いものも持ち上げられる訳です。

包丁も肩の力を抜け、脇を閉めろ・・・これも体を壊さない為に

必要になります。力を抜いて切れば疲れない・・・ですが切れる包丁に

しておかなければいけませんが・・・

さて包丁を持つ?これも何処の指に力を入れてどの指は力を

抜くかで疲れ方が変ってきます・・・

まずは包丁の柄の上から手の平を置く様にして小指に力を入れます

これだけで大分変りますが、それでも脇が開くようなら親指と人差し指で

包丁を挟むようにすることで、脇が閉まるようになるのですよ・・・

ずうっと力を入れていてもだめですよ・・・動かす時だけとか

切っているときだけとか・・・時には包丁を制御するのに人差し指だけ

包丁の峰に指を乗せるのも、手の甲が上に来るように自然と包丁を

を動かして入るわけですね!そうしないと手首の動きが悪くなるとかね?

明日からでも包丁を持ったときに手の甲が横に向いていたら

直して下さい!手の甲が上のほうに向いているだけでも疲れ方も

違ってきます!

これは、理に適う訳です。手首が柔らかく動く、ですがぶれないので

硬いものを切ってもこじって刃を欠けないようになります!

刃物にも優しいし、体にも優しいですよ!

丁度判りやすいのが無いのですが・・・俺の左腕と目黒君の左腕で

目黒君の左手に力が入っているのが解かります。

肩が落ちていないから腕に力がずうっと入ってる訳です。

これもまだ初期の時で・・・今では力を抜いて切れてるのですけどね?




包丁が小さいので完全に手の甲が上に有ります。

それによって肩に力が抜けているので左手も楽そうでしょう?

小指はしっかり握っています。手が大きいから親指と中指で挟む

ように見えませんが親指と人差し指で輪に?

切ることに力を入れなければ、まな板を叩く力が減るのも刃にも

良い訳です!

姿勢は正しく!猫背はダメ・・・

後は、腰を痛める人は、少しだけでも内股に・・・足の親指だけでも

内側に気を!そして足の親指は少し浮かすぐらいな感じで・・・

さ~!料理人の方は連休後半になりますが頑張ってくださいよ~!

0 件のコメント:

コメントを投稿