2011年5月2日月曜日

スパゲティーナポリタン

横浜のニューグランドが発祥というナポリタン
戦後の横浜で進駐軍(アメリカ軍)の兵士用や将校クラブで
兵士用にミートボールスパゲティーがよく作られていて、横浜の洋食コックや調理師が
仕事を求め働いてた人たちからだんだん改良されてきたのだそうです。
スパゲティーミートボールから日本のミートソースに変わってきたので
スパゲティーボロネ-ズと基本は同じなれど、洋食屋のミートソースはアメリカ経由の
食べ物! 映画でもイタリア系兵士が軍の食堂で「ケチャプで作ったミートソースは
イタリアを馬鹿にしてるのか!ママが作ったボロネ-ズが食べたい~」って・・・笑

なので、進駐軍で働いていたコックさんが横浜でお店を開いて作り続けられて
来たものなんですよ。だからそんなにおいしい物でもない・・・

最初に修行したお店が伊勢佐木町のボストングリルという店だったのですが
マスターは、コクを出すのに粉チーズを入れてました。オムハヤシ発祥のセンター
グリルのマスターは、とにかく沢山安く食べれるように超大盛りに・・・
そして、横浜市営のレストラン横浜会館で修行して大桟橋の入り口の昭和30年代の
スカンジナビアの2階のお店の料理長だった小島シェフに教わったのが
ケチャップを入れるまでは、他のシェフと同じなのですが、火を消してから
ケチャップの上に生クリームを掛けて混ぜる。 このやり方がコクを出すし
酸味を中和させるので一番かな・・・?

なので、いちいちパスタをゆでながら作る料理ではないのです・・・
ましてタバスコを入れるなんて事はしない! アメリカのレストランでは
味はいい加減で自分で塩、コショウ、ケチャップ、マスタードで自分風に味付けしました。
だいたい、イタリア料理にタバスコ使わないし・・・笑
タバスコはメキシコの物。アメリカ映画の影響? 洋食屋では塩、コショウ、ソースは
テーブルに置いてありました。
昔は、よい麺が無くて茹で上がると水でもみ洗いしてからサラダ油を掛けて
揉んでおきました。麺が固まりにならないように・・・
ですが、今では安くイタリアの麺が入るので、それを使えば麺がくっつかないです

1、ベーコンやハムなどと野菜を炒め(ニンジンなどは火が入りにくいので入れません)

  2、茹で置きした麺をいれ、軽く塩と胡椒。最後にケチャップを入れて火を消し
    生クリーム(無ければスジャータなどのコーヒー用のクリームでもOK)

  3、後はまぜるだけ!注文から3分以内で作るものなんです

 ケチャップの量はお好みで、多ければクリームも多く!

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