2014年2月20日木曜日

高橋の刃物の焼き入れ・・・

普通は、本焼きなど土置きして焼いて・・・水の中へ! 粘土が多く付いてるところは

ゆっくり冷えるから硬くならず柔軟性が残って硬いところと柔らかいところが有って

初めて良い本焼きに・・・これが常識

高橋の親父様は、何も付けず焼入れをする・・・そうすると温度を上げると炭やコークスの

火の中は炭素ばかりの集まりになって浸炭してしまいます・・・これが良くないと思えば

土置きすればそれ以上浸炭しないのか?

酸素があると鉄に吸い付いて酸化するので酸素が燃えた後の火の中なんだとか?

火造り鍛造でも浸炭するので必要以上入ってしまうのが親父さん流?

ゆえに・・・場所によって炭素が必要以上多くなってしまい細かく細かく欠けて・・・

それ以上炭素が入ると鋳造になってしまうぞ~?な部分が・・・・

特殊鋼は焼き入れ温度が普通のハガネが850度なら1100度とか言っていた?

それを庖丁の真ん中当たりを観て温度を決めるから刃先は温度上がりすぎなんだよって

次男さんが・・・・鉄のハガネだと赤っぽいところ・・・特殊鋼はそれ以上のダイダイから

白っぽくなる前・・・これは俺なんか解からない?多分?親父さんは20~30度ぐらいの差で

観てるのかな?・・・・馬鹿言え~1度ずつ判ってら~って?

室町、鎌倉時代でも土置きしないで日本刀を作る技術も有ったそうだ?

去年かその前か?亡くなってしまいましたが山口県の刀匠の杉田善昭さんも焼き刃土無しで

やっていましたよね・・・

そんなわけも有るのか?高橋の庖丁は数ミリ減ってから安定する?とか言われていたりします?

場所によって硬さが違うぞ?なんて声も?これは鍛冶屋の考えの一つ?

それはダメと思うか?数年後これは良いぞって思うか?

凄いあたりも有れば?普通じゃぁね?ってのも?

KAZUさんなどは、研ぎ始めてすぐに感じたそうですが?

俺は、他をあまり知らないから? 前から数ミリ減ってからなんか?良くなってきたぞ?

なんて牛刀ではそう想っていたりしてましたが?

これは、愛知製鋼の渡辺さんも始めは出来上がると送ってきて、調べてみると

硬さがまちまちで?なまくらか?なんて思っていたそうですが?

それから評価し始めて?    

親父さんの刃物造りの考えが解かるとだんだんと・・・・解かるんだそうですよ?

9 件のコメント:

  1. 初めまして 初めてメールいたします。こめさん、76歳爺、「アマ」40年以上、近所・友人・知人・看護で世話になる看護師etc.のみなさんに刃物研ぎ無料サービスを実践中。昨年9月に脳梗塞となり右手(利き手)・右足・口に麻痺が残ってます。リハビリのデイケアでお世話になっている、みなさんの包丁研ぎサービスを行っていたら、今日、初めて「高橋刃物製作所」の包丁を研ぎましたが、硬い!! CRESSONさんのブログをかなり前から拝見しておりましたので・・・高橋刃物製作所は存じていました。ここの包丁にちょっと関心があっのですが・・・妻は鋼の包丁の切れ味でないと喜ばないので・・・購入した試す機会もなく、今日に至っております。
    ところで・・・本ブログで、高橋刃物製作所は刃物作りを「止める」と書かれていましたが・・・現在でも、操業しているのですか?! ここの包丁に関心があるので・・・その辺の事情をご教示お願いします!!  

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます・・・
      他をあまり知らないので、硬い?なのですが?砥石との相性も有るかも知れませんよ。確かにバリの出方が普通のステンレスとは違いますよね・・・研ぎ方でハガネの庖丁のような切れ味も出せますので試してみてくださいませ。
      光の庖丁ならまだ探すと有ると思いますよ。
      こまめに研いでくれる人がいる奥さんは幸せだと思いますよ。
      庖丁を見ればどんな使い方か判るでしょうから、それに合わせて研げば
      良いと思います。
      高橋刃物製作所ですが、一年前に高齢から店をたたみました。
      60年庖丁を造り続けてきましたが、刃物屋の名前を彫って出すので
      実は高橋が作っていたなんて事で・・・高橋の名前を知ってる人の方が
      希少なぐらいでした。なので在庫がある刃物屋さんだけになってきています。

      削除
  2. 早速のコメント、ありがとうございました!! 今までの、多くのステンレス包丁とは、ちょっと違いますね! 在庫だけの由、試に購入していますね!! 有難う!!  こめさん76歳爺

    返信削除
  3. インターネットに同社のHPがあったので・・・HPから「注文」してみました・・・音沙汰ないので、HPに表示されているTEL/FAXに連絡してみたら・・・・「現在は、使われていません」のメッセージがあった! 当然でしょう!! 残念ながら、本件は未完の儘、終了です!!
    有難うございました!!

    返信削除
    返信
    1. こめさん76歳爺様、どこかでお見かけしたような?

      堺です



      削除
    2. 酒井さん・・・・知り合いの人でしたか?

      削除
    3. 大阪で、刃物の砥ぎ直しをされている方の、ブログでお見かけしたような

      天然砥石なども、その方に託されたような

      こめさん76歳爺様、では無いでしょうか、

      特上光195ミリ鍔つき、光180鍔無し、日本鋼なら、何か

      残って居るかも、

      右半身が不自由に成られたようですが、道具を変えれば、
      砥ぎ直しの、御奉公が出来ますよ。

      ただ奥様がどのような、思いなのか難しいです。


      茶会です

      削除
  4. ホームページの閉店のお知らせも消えているのですが、ホームページの残りカスが
    少し残ってるのですよ。
    2012年、11月に完売し閉店しました。
    後は、金物屋、刃物屋さんを探して見つける意外ないでしょうね

    返信削除
  5. お疲れ様です
    光友のスペックを創り出している焼き入れ、サブゼロ処理が砥ぎを悩ませてくれます
    鋼材それぞれ特徴があるように思え、
    同時に鋼材によって適材適所が有る様な?・・・無い様な?

    通常使用なら全く問題なしですが、極限下での使用では有る様な?・・・・
    もしかするとまだ一皮むけて無いだけかもですが????

    どちらにしても、もう作られていないので大切にチビチビ使って行くしか無いので
    ゆっくりスペックが発揮されるまで待ちたいと思います。
    kazu

    返信削除