2014年2月13日木曜日

日本刀の研ぎの仕上げと庖丁の仕上げ

青黒くなっても今度は輝きが無い・・・それで今度は刀より硬い鋼鉄などで磨いたりするそうです。

これをやると深い青黒くて、深い輝きが出るそうです・・・・

ですが・・・これで人を切ったり、試し切りをすると傷が付きますからやり直し・・・

なので日本刀で試し切りをしたりする人は庖丁と同じで研ぐ・・・


知ってる人は教えて~なのですが・・・このブログでも砥ぐって書きますが?

これは間違いなのかな?って思っています?

日本刀の研ぎ師って本等には書いて有りまして砥ぎ師って書いてるのもある?

どっちなんでしょうね?砥石って書きますが研石だと違うしね?


鉋や髭剃りの刃の付け方は、庖丁しか研がないのでまったく分りません・・・

なので理屈も知らないのですが、牛刀で刺身が切れるぐらい研いでるってへんな事をいう?

庖丁には役割が有りまして・・・そりゃ~できない事もないけど?その後はどんな使い方を

するのでしょうか? 柳庖丁で骨を叩き切りしないのと同じで、刺身庖丁並みに研いで

しまったら・・・・みじん切りでまな板にも当てれませんし、牛肉なんて切ったらすぐに切れない

庖丁になってしまいます・・・用途によって研ぎ方も番手も違うわけですね・・・・

日本刀と短刀など作り方も違うそうですよ・・・・江戸時代ぐらいになると日本刀は

芯鉄などに柔らかい柔軟性のあるハガネに強くて硬いハガネを切り刃にする・・・

なので衝撃などは柔らかい鉄で受け止めて・・・・だそうですが・・・

短刀は、刺すぐらいしかないので作り方は庖丁の本焼きと大体同じなんだそうです・・・

一つのハガネで硬いところと柔らかいところを作んだとか?

日本刀の研ぎは本などで有るので読んで理解できるならそれで良い・・・日本刀など

持ってる人少ないし・・・評価される研ぎなど本当に難しいから・・・


庖丁の研ぎ・・・・牛刀で刺身庖丁のように研ぐ・・・そんな理由があって他のものを

切ったら切れないよって事に・・・

これが料理人と魚屋の職人の違い・・・・切る量が違うからね・・・・

料理人の柳や出刃で魚屋さんが使うと仕事が終わる前に切れなくなる・・・・

料理人が魚屋さんの庖丁を使うと斬れるけど切った断面が悪いね~ってことに

同じ庖丁でも仕事量の違いで砥石も違えば仕上げも違う・・・・・

なので一概にどっちが上とか比べるのがおかしい・・・・

魚屋さんも本当は刺身庖丁ぐらい料理屋さんぐらい細かい砥石でやってくれると

本当は良いのですけどね・・・・そうやってる魚屋さんもいますけどね。

逆に、中研ぎで終わる料理屋さんもいたりします?

その方がスパスパ切れるし早いからって・・・・これは庖丁の刃先のギザギザに見える

ノコギリのようになってる部分の大、中、小の違い・・・・


高橋のステン系の良いよって理由が鍛造で引き締めているから・・・

これによって鉄のハガネの庖丁のように細かなノコギリ状態に出来るから・・・

なので細かな砥石も使えるわけです・・・・ですが使い方が悪ければ切れなくなるのは

同じでして・・・家庭や洋食屋などはまな板に厳しい使い方をする・・・庖丁の刃も持ちません

なのでなるべくまな板に刃を押さない・・・触れさせない・・な訳でキャベツなどの千切りは

引き切りしてるわけです・・・・

これが出来ないと、トンカツ屋さんや洋食屋などは庖丁を何本も用意しないとに

なるわけですね・・・・量が違いますからね・・・

切る物や包丁の使い方で研ぎ方も変わる・・・・この辺が分ると包丁研ぎも

面白くなると思いますよ~!紙を切って喜んでるようでは・・・・・

11 件のコメント:

  1. クレソンさんお疲れ様です
    光友鍛造包丁実に難しい~(汗)

    鍛え上げて創り出している為に洋包丁でも片刃の様な反り?・・・・
    表現が難しいですが、利き手仕様?でしょうか・・・

    砥ぎも中々マニアックで個性的な鋼材揃いと、悩ましい限りです
    個人としては切っ先と刃元の砥ぎ分けや、カスタマイズが難しく感じられ
    砥石が当たるそれぞれの場所で密度や粘りや硬さが若干違う様な?・・・・

    何も解ってないだけでしょうが、そんな砥ぎ時間をいつも
    色んな悩みと一緒にしながら過ごしております。
    kazu



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    1. 流石! KAZUさん・・・・
      最初は、ムラあるかもしれませんよ・・・・数ミリ減ると同じになると思いますよ!
      それが特徴だと言われてますから・・・・俺にはわからなかった事ですが、最初は
      ちりちりと細かな? 少し長い目で見てやってくださいな~それが過ぎると
      良くなりますから・・・・中まで焼きを入れるようにしてるのでそうなるんだとか?

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  2. 砥、砥石。
    とぐ。刃物をとぐ。刃物をみがく。 たいら。たいらにする石。
    刃物をとぐための石。

    <砥礪>しれい

    砥石。砥石で研ぎ、みがく。


    【砥草】とくさ

    茎は細工物などを磨くのに使用。
    「トクサ」「木賊」とも書きますよ。


    【砥の粉】とのこ

    砥石を切り出すときにできた粉。また、粘土を焼いて作った粉。
    刀剣をみがいたり、
    木工品に塗りつけて、乾燥し、ニスなどで、仕上げると綺麗です。

    【粗砥】あらと「荒砥」

    刃物を荒<研ぐ>のに用いる質の粗い砥石。


    【磨礱砥礪】まろうしれい

    知らず知らずのうちに物が磨滅すること。
    「磨礱」は研ぎ磨くこと。「砥」は砥石(といし)。「礪」は粗い砥石。
    「氐(てい)」。
    「氏」は曲刀で、「氐」は曲刀の刃を研ぐ形だと。


    研、研ぐ、研磨

    研とは研究。<砥ぎを極める>「究める」

    研ぐ、とは、削ると言うよりも、仕上げ工程、極めて行く工程だと思いますよ。




    砥糞はあるが研糞は聞いたことが無い!

    砥ぎ汁は聞きますが、けん汁は聞いたことが無いですね。

    研磨はあるが砥ぎ磨はない

    麻の石<バフ>刃布「バフ」は聞くが、研削<肖{しょう布}は聞かない。

    研磨紙{ケンマシ}は有るが、砥ぎまし{磨ぎまし}{トギマシ}は?


    通りすがりのサカイのおっさんでした。

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    1. まぁ~いろんな言葉が有るんですね?難しすぎて・・・・
      本当はそういう漢字なんだとか、知らない言葉ばかりですね・・・・
      やっぱり・・・砥ぎと研ぎは違いますね~?
      砥は物で研は技なんでしょうか?

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    2. 砥ぎは(道具)

      研ぐは(技術)

      でしょうか。

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  3. やっと、特上光を手に入れました。
    最初、付いていた刃付けは、結構な鈍角で、特に刃先が二段刃で強度が保たせてあり、僕的には、?だったので、もっと鋭角なハマグリ刃に研ぎ直したのですが、なかなかいい刃が付かず、刃先の近くに小さな欠けらしきものも出来た(あった?)りして、硬い刃の割に薄く研ぐとボロボロになるような感じがあり、カツッとした刃が未だに付けれていません。
    もしかして、もうちょっと中砥で研ぎ込んでもう一皮向いた方がいいのでしょうかね•••。

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    1. いせさんコメントありがとうございます!
      高橋の店での購入の場合でも、それに近い研ぎかたで売っていました。
      理由は、ハマグリ刃で薄く研いでしまうと、刃が欠けたとか使い方の問題で
      クレームが来るので・・・それを嫌がってそうしていました。
      なので自分が買う庖丁は何もしないで良いよ~って買っていたぐらいです。
      店頭に出てるときは刃を付けていないので・・・
      二段刃が付いてるようだと荒砥からしっかりやると良いとおもいます。
      後数ミリ減ると良い加減になると思うのですが?
      最初から良い刃が付くより、小さく欠けるような庖丁の方が後で
      良い感じだとか言うお客さんが居たりして、そうなんだ?とかいろいろ
      意見があるので?特上からサブゼロ加工してるのでそれも有るのかな?
      目で見える小さな欠けが無くなるとそう言うのも無くなるんですけど?

      本焼きと極上の牛刀2本同じ形で同じ頃買った物が同じ金属なのですが
      やはり最初は、極上が同じように極小さく欠けたというか?
      やっぱり本焼きの方が良いな?なんて思っていたのですが?
      最近になって本焼きより極上の方ばかり使っているという事で、
      極上の方が刃がつけやすい?・・・・ですが25cmの薄い本焼き牛刀が
      最近使いやすく?ペティーの代わりにもなっていて?
      自分のなかでは????ばかり・・・
      最初から光の方が一番使いやすい?研ぎやすい?な訳で光で十分ですよって
      説明をしていました。
      特上からは、上手く研ぐとこれは凄い?なんて思うときも有るし?
      一度、持って来てくれるのが分りやすいのですが・・・・
      送ってくれたら見て上げても良いし・・・・岡崎まで行っても良いのですが
      時間が合えば良いのですが・・・水曜日は仕事でしょ?
      大阪にもいきたいし、岐阜にも寄りたいし・・・時間調整して考えますね

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    2. え~、岡崎に来ていただけるのですか?
      それは、是非、一度お会いしたいどころなんですが、水曜日って、明日のことですか?(@_@)
      明日は、夜も予定が入ってて無理なんです~(>_<)
      明日ということではなく、水曜日であれば、場合によっては、休暇を取ることも可能ですが•••

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    3. 岡崎ぐらい分けなく行けるのですが・・・・確定申告と言う一番苦手・・・嫌いな
      仕事が残ってるので直ぐには行けないんですよ・・・
      東京に帰って来る週末とか有れば土曜日の夜とか・・・
      深夜までお付き合いしますよ・・・
      庖丁を研ぐ場所があれば岡崎OKです。砥石持参で行けますが・・・
      岐阜のお蕎麦屋さんとか高校生とか暫く会ってないので気になるし?
      大阪、岐阜、岡崎・・・とまわって・・・

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  4. 最近、特上光がいい感じになって来ました。
    カリっとした刃が付く感じで、最近は、こればかり使ってます。
    ところで、鏡面仕上げのことで教えていただきたいのですが、鏡面仕上げは、小さな擦り傷までなくなるものなのでしょうか?
    耐水ペーパー150番→240→400→600→1000→1500→2000→鏡面職人でバフ掛け(ルーター使用)とやったのですが、夜間、特に濡れた状態などではいいのですが、太陽光の下で見ると、どうしても細かな擦り傷が目立ってしまいます。
    普通の鏡面仕上げでは、このような細かな擦り傷も消えるものなのでしょうか?
    それとも、このような細かな擦り傷は、仕方ないものなのでしょうか?

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  5. いっぺんに減らすのも勿体無い・・・なので使いながら段々と・・・
    鏡面研磨・・・これで出来た傷ならどうなんでしょうか?
    鏡面職人のコンパウンドがどのくらいなのか?コンパウンドによって違うとも考えれるし?
    太陽光の下などでは難しいと思いますが?
    もうじき確定申告が終わるので、もう少しお待ちください・・・・

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