庖丁研ぎと日本刀の砥ぎ・・・・・同じようで用途が違うので最後の化粧砥ぎがある
日本刀は難しいというか・・・・面倒な・・・・重労働?時間が掛かります。
日本刀は今では眺める為の砥ぎが必要で庖丁には必要の無い工程が多いからでは?
日本鋼のハガネの場合、土置きで刃紋が現れます・・・・庖丁でも同じ・・・
この刃紋の出し方や白く見えるように、最後は内曇で砥ぐ・・・さらに薄く削った?割った?
内曇を和紙に漆で貼り付けて指で仕上げていきます。この辺が化粧砥ぎ?なるめ工程・・・
日本刀は刃紋より少し上は黒く見えると思いませんか?あの青黒い・・・?
元々鍛えて水焼きをすると錆びにくく?元の金属が良いって話も有りますが・・・
ですが錆びる・・・包丁でも黒打ち庖丁は焼入れをして参加皮膜の黒くなった所は
磨かず残すので黒い部分は錆びない・・・
日本刀は土置きしているので落とすから黒皮もなし、後から丁子油と鍛造の時に出る
酸化鉄を細かく研いで練ってこすり付ける作業が合って鋼鉄で磨いたり擦ったりして
後から青黒くして錆びにくく独特の雰囲気にするんだそうです・・・
工程が逆かもしれませんが?
それで最後に指先でなるめ工程で・・・・砥ぎ師によっていろいろ秘伝が有るそうでして
日本刀のように仕上げてたい人はやってみるのも楽しいのでは?地鉄を硬い金属で
磨いたり・・・・実に大変ですから庖丁でもハガネの水焼きをお持ちの方は楽しむと
良いでしょう・・・。って・・・
前に刃紋の話題で東京の庖丁砥ぎ屋さんが金肌ぬぐいとか日本刀のやり方を・・・・
庖丁ですから内曇で砥いで砥ぎ汁で指で切っ先を白くすると刃紋が目立ちやすく
なる。まぁ庖丁はそのくらいで良いでしょう?内曇も安くないし・・・それを削ったりしたら
勿体無い・・・・ビデオでも砥ぎ汁で指でなぞるというか磨いてるでしょ?
あれくらいで良いのでは?
知れば知るほど大変な日本刀砥ぎ・・・・やってみたい人には高橋から貰った
酸化鉄ありますよ~!親父さんは砥石が変形した時に酸化鉄を砥石にかけて
平面出しに使いなってくれた物ですが、違う使い方にも使えると想うのですけど?
この黒い酸化鉄・・・漉して細かくしないとダメですけど・・・
深夜に書いてるので後でずいぶん訂正が必要かも????
ってマニア向けに・・・・
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