和洋中の料理でとろみのつけ方が色々有りますよね~?
代表は片栗粉では?
この片栗粉、今はほとんどがジャガイモが原料で・・・
知って欲しいのは、片栗粉でとろみをつけるときに一度に入れず
何回かに分けて入れる! これ常識ですけど片栗粉でとろみをつけると
粉っぽい・・・なので直ぐに火を止めるのではなく、数分は煮て欲しい!
これに気がつかない料理人も多い?
中華のコックさんなどはちゃんと数分は煮ます。
片栗粉、コーンスターチ、葛粉・・・・洋食では小麦粉も使いますが、
洋食ではコーンスターチが多いのですよ・・・
理由は、冷えてもとろみが残る!片栗粉ではそれが問題で
中華のように熱いときに食べるだけではない料理では使います!
例としてシュークリーム・・・これなどはコーンスターチで冷えても
とろみが良い状態になるからなんですよ!
葛粉も良い~仕事をしてくれます。
少しお値段が掛かりますが、和食ではとろみをつける為とか、
うどんを練るときに葛粉も足すと、煮た後にツルンとした触感が
有りまして強いこしがあって、それでもツルンとしたなんともいえない
美味しさが出たりします!
料理によってとろみのつけ方も変りまして、コーンスターチは
とろみをつけると濁りますから透明なとろみには片栗粉か
葛粉が良い訳です!
意外に知らないでしょう?・・・少しの違いですが仕上がりや味に
係わります・・・!
なんて昨晩、お客さんの質問で話したこと・・・
久々にお客さんから予約の料理に杏仁豆腐が食べたい!って
オーダーで・・・・杏仁豆腐は寒天で固めるのですけどゼラチンでは?
そんな質問から話が続きまして・・・去年死んだ中華の料理人の
得意料理の杏仁豆腐を作りました!同じ食感にするのに難しく
作り直しを(また煮て)三回目でやっと・・・形がしっかりしているのに
口の中に入れると解けていく・・・これが難しくて
濃厚杏仁豆腐、中華街ではなかなか食べれない絶品でして
杏仁豆腐など馬鹿にしていたのが、一度で惚れ込んだ一品です。
造り方は秘密!
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