2016年4月13日水曜日

昔の鍛冶屋の鉄の温度の目安



刃物を造るときに炭火で温度を上げていくと鉄の色で温度の目安に

していくらしいです。この時に鉄の中の電子の移動なども起こり、

これを利用して鉄に磁石をくっつける・・・

約730度ぐらいになると電子が変化して磁石が落ちる!

これが一つの目安なんだとか?

調理場でも磁石のプレートを壁に取り付けて其処に包丁を

磁力で貼り付けていたりしている所も有ります・・・

包丁マニアのいせさんも自宅の部屋に同じように・・・

地震で落ちたりしたら危ないのでは?と聞くと?

高価な包丁は奥の部屋にしまっているとか・・・恐るべし!

焼入れをした包丁は強力にくっつくのですよ・・・

逆に安いステンレス包丁などは、材質にもよるのでしょうが

くっ付き難いとか・・・

金属の電子の動きとか向きとかで、材質の違う金属だと

其処から錆びたり、繋がらなかったり?

車の製造でも日本ではマツダのRE-7が始めてアルミボンネットを

採用しました。この時の溶接の接合が面白い・・・

電子の動きで繋がらないとか錆びるとか・・・この接合には

接合部分だけドリルのように溶かして混ぜ合わせることで

電子を混ぜてしまうのだとか?

これによって違う金属を繋げているのだそうですよ・・・

詳しいことは、調べてね!

包丁の場合でも軟鉄にハガネを張り合わせる時に接着剤の

代わりにホウ砂と各鍛冶屋秘伝の配合で鉄を鍛えた時に出る

酸化鉄?だったかな?秘伝の接合材を作るんだとか・・・

この時に・・・日本のハガネと日本の軟鉄とかだと相性が良いのだとか?

親父さんに砂鉄の軟鉄に畳庖丁に使ったドイツのハガネがエラク強いからと

接合できないかもしれないけど、やってみるとかで・・・

接合は出来たけど次の日にはハガネにヒビが・・・・

ドイツのハガネに合わせた軟鉄が有れば良かったのですが

江戸時代の砂鉄の軟鉄を使いたかったか・・・

そんな訳で、ハガネを削り落として白一で貼り付けました。

鉄の物質の違いか電子の流れの違いか・・・?

大好きなゼロ戦も鉄のフレームにジュラルミンの薄い板を着ける時に

溶接では繋がらないので船の接合に使うリベットで・・・

金属って面白いでしょう?

高橋の親父さんも包丁が出来上がると磁力?電子の向きにまで

考えて? 昔に磁力を落とす機械まで買っていた・・・

当時の機械が良くないのか?さほど効果なしだったとか?

親父さんの意見では、刃物にするのに削り刃を付ける時に

磁力の向きが変わるとか思ったらしい?

飛行機や精密機械では磁力や電子が災いになるのだとかで

鉄関係の会社は、そんな研究もするのだとか?

新日鉄と韓国のボスコの秘密流失で問題になった電気の配電盤?

そんな研究から出来た産物なので使用か?

方向性電磁鋼板って凄い秘密なんだとか?

秘密なので、特許申請もしない・・・申請すると細かく作り方を

出さないといけないので、故に出さなかったそうですよ・・・

包丁鍛冶で中卒の親父さんがそんな事まで気にして包丁を

造っていたのですよ~! 磁力の方向性で斬れる違いが有るかも

知れないと・・・

な訳で・・・磁石に貼り付けてる所を見たおいらは・・・

いせさん~!きちんと水分を取ってから出ないと錆びるよ~って・・・

それ以外にも、包丁を濡れたまま違う金属の上に乗せていると

早く錆びる・・・これも磁力や電子の違いなのでしょうね?

鉄と磁石の影響で温度まで・・・温度計に無い時代に良く考えました?

昔ながらの鍛冶屋さんがステンレスを嫌うにこの時の温度による

色の違いや加工する温度が違うから悩んだのでしょうね?

鍛造や焼入れの温度が違う為に良いところが判るまで

高橋でも店が潰れそうになる程、捨てたのはこれが理由なんだとか?


2 件のコメント:

  1. いつの間にか名前が・・・?
    幸い、まだ磁石に吊した包丁達は錆びていません(^^;)
    もっとも吊している数は4分の1くらいになっていますが・・・。

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    1. ステンレスの包丁でも水分付きで他の金属に置くと錆びますからね?
      4分の1・・・5本ぐらいですか?笑。
      キレイそうな建物だから傷をつけれませんよね?

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