2011年12月2日金曜日

高橋刃物製作所のオヤジ様は78才
























今まで気にしてないというか?


















他所のブログであと一年で80歳?またはオヤジ様自身がもう少しで80になるんだよとか?


御本人も自分で随分ボケて来たって・・・・(#^.^#
刃物を作る以外・・・同じ話を何回も・・・あれ?、この間と違うじゃん!なんて話も・・・



ソンナワケデ・・・昭和8年の一月か2月の生まれなんだそうです?



この画像では笑ってますが店では頑固な頑固なオヤジ様です・・・78歳!



この頑固さで家族や従業員を振り回してるようで兄弟も大変です・・・



しかし、兄弟同士仕事で認め合ってるので50年も一緒に仕事をしてるし・・・



危機も乗り越えて来たんでしょうね~!



この間、安い包丁と高い包丁の違い?って何?・・・そんな話を



確かに1000円の包丁もきれいに砥ぐと斬れます。



しかし、すぐに切れなくなる・・・また砥ぐ・・・砥ぐのが好きならOK!



確かに白紙2号ぐらいなら1トン300万円・・・1トン売りなので・・・



1キロ3000円、包丁一本150gから400gなんで牛刀なら1500円ぐらいです



ペティーなら300円ぐらいかな?



包丁の柄はいろいろ・・・100円から数万円まで・・・こんなものです。



高橋刃物やちゃんと作ってる鍛冶屋さんたちはコークスや松炭を大量に使い



ハンマーで叩き、最後には磨いて・・・日本刀などは一本作るのに炭を何百キロも


使うそうです。


これを安くするために、重油を使うとか鉄板を型抜けだけして焼きを入れて


終わりなら機械で一日数千本も作れるそうなんです。


そこは高橋でもベルトハンマーを使いますが、タテヨコを叩いて鍛え


それから伸ばして叩きながら包丁の形にしていく。


更に、ステンレス鋼などでつくる包丁は叩かない所もあるのですが


ステンレスを良い包丁にするには100キロのベルトハンマーで強鍛造して


ドライアイスまで使い手間と材料が掛かっているんです。


そこまでするんですからステンレス系の刃物は、高橋では日本鋼より


値段が高いんです。


未だにステンレスは、ダメ!っていう人も多いのは確か!


東北方面だとさっぱり売れないんだそうです。東北の有名な鍛冶屋にも


高橋で作った包丁がそこの名前で売られていますが、ステン系の包丁を


サンプルで送っても売れないんだそうです。


鉄の産地を気にする人がいますが、製鉄会社やオヤジ様曰く


地球に裏も表もないだろう・・・あとは製鉄会社と鍛冶屋の腕だろう~って?


それでいい包丁って何だい?って話になりますがまな板で物を切って


まな板に負けて刃が負けるようじゃダメで刃が欠けるのもダメ!


そうならず刃が長持ちして錆びにくければそれが最高!


包丁に使う鋼材の材質で刃を薄くできるか出来ないかこれも大事!


これによく砥げて速く小さくなれば、買い替えしてくれる!


これが難しい・・・高橋の刃物は長切れするから砥ぐ回数が少ない・・・


25年使ってるペティーは買い替えは生きてるうちは無いでしょう・・・・・・・・


これがオヤジ様が金持ちでない理由と後継者がない理由か?


















































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