2011年8月5日金曜日

包丁の重さと形

包丁の持った時に感じる重さで好みが分かれますよね。友達の和食職人は柳刃が重いほうが
重さで包丁を引くだけの力で斬る。自分も牛刀は同じ考えです。
持った時の重さのバランスも大事なんです。
軽い包丁の方が疲れないという理由で軽い包丁を好む方もいます。
30年も牛刀を使ってるとキャベツを切るときは包丁を持ち上げる力だけで
切る方に力は入れません。包丁が切れなくなると力が入ってしまいますが・・・
ちゃんと砥げてる包丁なら重くても良いんです
牛刀も鍛冶屋の考えで、形が少し違います。
光友の牛刀は、包丁の真ん中辺りから上に反っています。
キャベツの千切りを切るときは引き切りするのですが、キャベツが大きいと
切れずに残る所があるんです。まっすぐな包丁に馴れているので最初は違和感が
ありました。使ってるうちに馴れてくるんですが、押し切りはこっちの包丁が使いよいです。
そのように作られているのだから当たりまえですね!

包丁の使い方は、それに合った形で作られているので数も増えるということで
形もさまざま・・・洋食では刃を持って包丁の先だけ使って作業もします。
直接刃を握って使うのでこのときのバランスも大事です。
人によって何処の包丁が良いか? 意見の分かれるところです・・・・

最近なのですが、本焼きの柳刃と霞の柳刃なのですが・・・・
長さも重さも違うのですが切る物によってこっちの方が良いななんて思うことが・・・
どっちか一本決めろと言われても決められないところです。
元々が普段それほど使わないのでそんなもんだろうと・・・・

さて皆さんはどうですか?

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