2011年7月6日水曜日

本当の砂鉄で作った包丁

江戸時代に建てられた土蔵を壊す時に扉の金属をもらってその地金とハガネから
作った37Cmの柳刃包丁です。高橋刃物製作所の社長の一郎さんがいつか作ろうと
保存していた金属、 正しく日本の砂鉄から作った包丁です。
ですが・・・当時の地金良い物だと考えていつもより鉄を練らなかったのだそうです
それとあまりにも炭素量が多いハガネを合わせたので焼きを入れて一日経ったら
ハガネがバリバリに・・・
そしてハガネを落としてから別のハガネを張り合わせ出来上がった物・・・
作った本人が気に入らないようで・・・・・頂きました。 うれしい・・・・
磨きもしていない状態を貰いひたすら砥いで、どうせなら柄を普通のではないやつに
したい! お客様のハンターから鹿の角を頂いてそれで和包丁なのに・・・
見た目は???
やっと出来上がりました。角を二つ割にしてもらい、なかごの部分を削り落とし
なかごを焼きなまししてもらい穴を開け、ステンレスで目釘を入れてもらい完成~!

江戸時代の地金の包丁なのにナイフのような・・・・変わった包丁の出来上がりです!

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